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MIRAIT ONE GROUP

地下水ライン調査・3次元調査

  • 行政機関向け
  • 法人企業向け

地下水ライン調査・3次元調査

当社では、地下水流動や地下水汚染の分布を詳細に把握するために、観測井戸を設置せずに採水を行うことが可能な地下水ライン調査や、観測井戸内の地下水を深度別に採水する連続採水装置による調査を踏まえた、地下水の3次元的な把握をご提案しております。

地下水ライン調査

地下水ライン調査

地下水ライン調査は、スクリーンを鋼管に内蔵した採水管を直接地面に打ち込み、採水することで、観測井戸を設置する手間とコストが省け、任意の深度の地下水採水を可能にします。採水した地下水を現地にてPID分析で濃度確認を行うことで、汚染源を低コストで早期に把握することが可能です。水溶性の高い1, 4-ジオキサンやPFAS(PFOS・ PFOA)に対しても適用可能です。

連続採水装置を用いた地下水3次元調査

連続採水装置を用いることで、観測井戸の地下水を深度別で採水分析することが可能です。
帯水層内の地下水濃度分布を把握することにより、どこの深度に濃度の高い土壌汚染が残存するのかを把握することが可能となります。

利用シーン

SCENE1:現在実施している揚水対策の効果を確認したい

地下水汚染流動解析を行うことにより、揚水対策の見える化ができます。 平面及び鉛直方向の地下水流動を再現する3次元モデルによる地下水汚染流動により、汚染物質が揚水対策により、どのような挙動を示すのか?また敷地外への汚染地下水の流出がないか?揚水井戸の位置は適正か?等の予測を行い、揚水対策の最適化を行います。

SCENE2:実施している揚水対策のランニングコストの負担が大きいが、なんとかならないか?

長期間にわたり揚水対策を実施していると、汚染地下水の濃度や汚染分布が変化してきます。また、設備の老朽化に伴なう日常の維持管理や故障時の対応で手間と時間がかかります。
地下水汚染流動解析を定期的に行うことで、最新の汚染状況に合わせた揚水計画を策定することが可能となり、ポンプや水処理施設のハード面を見直すことによりランニングコストの削減や維持管理の負担を減らすことが可能です。

SCENE3:敷地内の土壌汚染が残存している場所を3次元的に把握したい

既に工場敷地内に観測井戸が存在する場合、連続採水装置を活用し、深度別の地下水濃度を確認することで、観測井戸周辺の土壌汚染残存状況を推測することが可能です。 浅い深度より深い深度で濃い濃度が確認された場合には、地下水帯水層の下部で原液上の汚染物質がたまっていることが想定されます。一方、帯水層の上部と下部で濃度の低減がみられない場合は、全体的に汚染が存在することが想定されます。

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