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MIRAIT ONE GROUP

舗装点検診断

  • 行政機関向け

舗装点検診断

わが国の舗装ストックは、道路延長ベースで120 万kmを超える膨大なストック量となっています。

道路施設の中でも舗装は「道路のサービスレベルに直結」「交通荷重が直接作用する」 等の特徴を有しています。

それらを踏まえて中・長期的に健全な国土を維持するためのメンテナンスサイクルの構築と、現状を正確に把握するための効率的かつ適切な点検技術が求められています。

当社では、舗装の状況を把握するために以下の点検技術を保有し、技術サービスを展開しています。

路面性状調査

路面性状測定車による舗装点検

路面性状測定車

路面性状調査は、専用の測定車による路面測定を行い、舗装路面の損傷状態を把握します。調査で得られた結果から、適切かつ効率的な舗装修繕計画に活用できる基礎資料の作成が可能となります。

路面劣化分析

ひび割れAI分析

AIを使用したひび割れ解析イメージ

路面性状調査におけるひび割れ解析にAIを活用することで、解析作業の迅速化・解析精度の均一化・費用削減を図ります。

これにより、道路管理者はより的確な道路舗装管理を目指すことができます。

舗装詳細調査

舗装の構造的破損箇所の把握や適切な修繕工法を選定する技術として、舗装詳細調査を実施しています。

FWD(Falling Weight Deflectometer)調査では、路面に錘を落としたときに舗装表面に生じるたわみ量を複数点で同時に測定し、非破壊で舗装を傷つけずに舗装各層の強度や路床の支持力などを推定することができます。

ボーリング調査や開削調査では、道路の現状の舗装断面を把握します。交通量調査では道路を通過する車両の傾向を把握します。

これらの点検技術で得られた結果と予算状況を踏まえて道路ごとに適切な修繕工法の提案を行います。

路面下空洞調査

空洞探査車による非破壊調査

空洞の状況

路面の陥没は重大事故を引き起こす原因となっています。この対策として、地中レーダを搭載した空洞探査車による非破壊調査を行い、道路陥没の未然防止に取り組んでいます。

・日常のパトロール等では発見できない舗装の下にある空洞を検知可能

・空洞探査車を用いることで通行規制なく広範囲の調査が可能

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