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事例紹介

海外開発コンサルティング

空間情報

ルワンダ

  • 既存の電子基準点の踏査の様子とキガリ市街地の遠景
プロジェクト名: キガリ市におけるインフラ整備・都市サービス向上に寄与する大縮尺地形図作成・都市交通改善プロジェクト
期     間: 2021年7月~2024年4月
実施スキーム : 開発計画調査型技術協力(JICA)

ルワンダ政府は、中所得国入りを目指し、経済成長を通じた貧困削減の達成を掲げ、地方都市の開発促進を経済成長の柱として優先課題に位置づけています。正確かつ信用できる大縮尺地形図は、都市開発において欠かすことのできない基礎情報の一つです。

本プロジェクトは、キガリ市及び周辺部において、カウンターパートであるルワンダ土地管理利用局及びルワンダ道路開発局とともに、大縮尺のデジタル地形図やオルソフォト(正射写真図:航空写真などを真上から見たように補正した画像)、および地図情報を活用したGIS(地理情報システム)に基づく道路台帳を整備するものです。この活動を通じて、デジタル地形図やオルソフォトの作成に必要な能力強化を図るとともに、都市のインフラ整備や都市サービス向上のためのGISの利活用を促し、その成果が都市の課題解決に寄与することが期待されます。


ODA見える化サイト
https://www.jica.go.jp/oda/project/1700223/index.html

バングラデシュ

  • 既存の電子基準点 
  • 設置予定場所の視察
プロジェクト名: バングラデシュにおける全球測位衛星システム連続観測点高密化及び験潮所近代化計画
期     間: 2019年10月~2023年3月
実施スキーム : 無償資金協力

急激な発展を遂げつつあるバングラデシュにとって、土地管理は重要課題です。人口の集中する都市部では土地代の急騰が見られ、適切な都市計画に資する高精度で効率的な地籍測量の実現が望まれています。他方、地方都市や農村においても、小規模な道路、橋梁、灌漑等のインフラ開発が活発に行われており、測量の効率化が大きく期待されています。

このような状況において、本無償資金協力では、測位衛星から信号を受信し電子基準点管理システムにデータを送信する屋上設置型電子基準点システム、常設が困難な地域での臨時観測等に用いる可搬型電子基準点システム、これらの電子基準点から受信した観測データを受信・蓄積し、運用する電子基準点管理システム、海面の潮位変化を計測し潮位データを収集・処理・配信する験潮儀システムが供与されました。

当社は、JICA準備調査を実施後、本件に対して詳細設計、入札監理、技術指導等のコンサルティングサービスを提供しました。

この協力により、高精度で効率的な測量・地図作成、地理空間情報のデジタル化と高度活用のための基盤整備を通じたインフラ整備の効率化が期待されます。


ODA見える化サイト
https://www.jica.go.jp/oda/project/1860530/index.html