屋内測位技術がもたらす製造業におけるDX推進
-金型ロケーション管理システムのご紹介-
金型ロケーション管理システム
金型の移動を行った際に、金型に装着する専用デバイスで、金型情報と位置情報を簡単かつリアルタイムに取得することができます。 これにより、金型の登録作業や、集計などの確認作業、金型の捜索作業の効率化を実現しました。また、金型の保管場所や、補修の進捗状況、空きスペースを即座に把握できるようになり、より効率的かつ正確な金型の管理をすることが可能となります。
工場の生産プロセスにおける金属製品の位置情報を高精度・リアルタイムに可視化
三菱マテリアル株式会社は、全社でデジタルトランスフォーメーション(DX)に対する取り組みを推進しています。同社の伸銅事業の主力拠点である三宝製作所(大阪府堺市)では、生産プロセスを高度化するプロジェクトの一環として、工場や倉庫内の人の動きや生産中の製品(仕掛品)などの位置や滞留時間を正確に把握し、データを可視化することで生産性向上を図ろうと取り組んでいます。
(写真:三菱マテリアル株式会社ホームページより引用)
国際航業は三宝製作所と共に、工場の屋内外に「Quuppa Intelligent Locating System™」を配置し、高精度リアルタイムに位置情報を取得できる測位環境を構築。取得した位置情報を活用するために生産性向上ツール「Patt Plus(パット プラス)」を大幅アップデートして、2023年7月より三宝製作所で大規模な運用を開始しました。
【10月】「CEATEC 2023(シーテック 2023)」に出展します
ウェビナー 屋内測位システムの最新情報
データで「スポーツ」の明日をつくる 高精度リアルタイム位置情報をデータ分析に活用
「WingPark1st(WingArc1st BMX Freestyle Park)」は、ウイングアーク1st株式会社がもつデータ活用技術・ノウハウを応用し、スポーツ業界の発展や同社と所属スポンサー契約を締結しているBMXフリースタイルで活躍するプロスポーツ選手、中村輪夢選手の動きをデータ分析し、パフォーマンス向上への取り組みを継続的に実施している"世界初"のBMXフリースタイルパーク。
本パークには、BMXライダーの動体をモニタリングするセンサーとして、高精度リアルタイム位置測位「Quuppa Intelligent Locating System™」が導入されていましたが、測位精度に課題を持たれており、システム性能を最大限に引き出す測位環境の再構築を国際航業へご依頼いただきました。
競走馬の位置情報を高精度・リアルタイムに可視化 位置測位システムを構築
通年ナイター“夜さ恋ナイター”のキャッチフレーズで知られる高知競馬場は、高知県高知市にある四国地方唯一の競馬場。運営にあたっている高知県競馬組合では、ファンを楽しませる様々な取り組みを行っています。
サッカーをはじめ、多くのスポーツ競技において、選手等の位置情報を可視化する取り組みは世界中で積極的に行われています。しかし、競馬競技においては、電波環境や装着する位置測位デバイスのサイズや重さ、さらに測位対象となる競走馬の移動スピードなど、屋外における高精度な位置情報の取得には多くの技術的な課題がありました。
国際航業は、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社(以下、NTTBP)が高知県競馬組合と共同開発した競馬場向けソリューション「高精度測位サービス」向けに、高精度リアルタイム位置測位「Quuppa Intelligent Locating System™」を用いて、トラック競技における位置測位精度を向上するプログラムを独自開発し、時速55kmで疾走する競走馬の位置情報を高精度・リアルタイムに取得する仕組みを構築しました。
屋内外側位技術を利用した”入室検知/進入検知”による安全管理支援
製造工場、物流倉庫、工事現場等を対象に様々な用途で屋内外測位技術が利用され始めていますが、主な用途の一つに「入室検知/進入検知」があります。国際航業株式会社でも、Quuppa Intelligent Locating System(以降、Quuppa)やBLE(Bluetooth Low Energy)ビーコンを利用した入室検知/進入検知の導入事例が複数あります。このホワイトペーパーでは、顧客への導入事例を踏まえて入室検知/進入検知による安全管理の導入目的や利用方法を紹介するとともに、導入する際の技術的な注意点について紹介します。
リコーの先端ワークプレイス “3L(サンエル)” 「“はたらく”に歓びを」を支える高精度リアルタイム位置情報の役割
「リコー3L」(東京都大田区)は、起業家精神を持つすべての人がつながり、ひとりひとりのはたらく歓びを追求しながら、チームの創造性を加速させる実践型研究所として、リコーグループゆかりの地である同社の「大森会館」を全面的にリニューアルした新たな拠点。
このプロジェクトでは、施設に高精度リアルタイム位置測位「Quuppa Intelligent Locating System™」を導入いただきました。
製造工場における位置情報の活用事例~作業員の位置を特定して原価算出!?
昨今、省人化・デジタル化・スマートファクトリー・DX等の言葉が飛び交っている中で、生産管理担当の方々から「製造現場の生産効率化を図りたいが、何から始めればいいかわからない。」という声をよく耳にします。その解決策の一つとして、位置情報を活用し製造現場の作業工程を”見える化”することは大変有効な方策だと言えるでしょう。なぜなら、現場で発生している問題を見える化できなければ、何をどう改善するかという施策を打つことができないからです。測量技術に関して長年の実績を誇る当社では、様々な現場において位置測位ソリューションを導入し、お客様の課題の解決をサポートしてきました。今回は実際の導入事例を紹介します。
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