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屋内外位置情報 ブログ

リコーの先端ワークプレイス “3L(サンエル)” 「“はたらく”に歓びを」を支える高精度リアルタイム位置情報の役割

2022/09/28

導入実績

「リコー3L」(東京都大田区)は、起業家精神を持つすべての人がつながり、ひとりひとりのはたらく歓びを追求しながら、チームの創造性を加速させる実践型研究所として、リコーグループゆかりの地である同社の「大森会館」を全面的にリニューアルした新たな拠点。
このプロジェクトでは、施設に高精度リアルタイム位置測位「Quuppa Intelligent Locating System™」を導入いただきました。

活用のポイント

  • 1:高精度リアルタイム位置情報に加えて、様々なセンサーデータを収集し、利活用できるシステムを開発・導入。リアルタイムデータとログデータを用いて情報を可視化することで、人に寄り添う「3L-生きている空間」を実現。
  • 2:Quuppa社純正タグモジュール「QT1」を用いて、マルチセンシングデータを収集するカスタムタグや環境デバイスを独自開発。
  • 3 3施設利用者の位置情報と発話情報のログデータを用いて、新型コロナウイルス対策にも応用し、人々が安心して集まれる場所を実現。

導入前の課題

「“はたらく”に歓びを」と言うビジョンをテクノロジーの観点から研究と実践するためにリニューアルされた施設における、正確な位置情報や様々なセンサーデータを収集できるシステム基盤の開発とデータ利活用。

選定理由

  • 位置情報を含む様々なセンサーデータを同時に収集できるシステムを容易に開発できる環境が提供されている。
  • 屋内外および高さ方向を含む3D位置情報が高精度リアルタイムに測位できる。
  • Bluetooth®無線技術ベースにより、省電力、小型化および低コストが実現できる。

導入効果

  • 屋内外や天井高が異なるなどの空間条件において、高精度な位置情報と様々なセンサーデータが取得できるシステム基盤が実現できた。
  • 位置情報および様々なセンサーデータを収集し、リアルタイムおよびログデータを用いたデータの可視化を実現し、施設利用者と向き合い情報を提供する「生きた空間」としての施設が実現できた。
  • 施設利用者の位置情報と発話情報のログデータを用いて、新型コロナウイルス対策にも応用し、人々が安心して集まれる場所が実現できた。

リコー3Lでは、Quuppaにより取得された位置情報や様々なセンサーデータを用いて、人と向き合う「生きた空間」を実現するための研究開発を継続されています。

使用技術・構成

測位システム:
・Quuppa(高精度屋内外位置測位システム)
・ロケーター 107台 ※屋内外合計基数

Quuppa(高精度屋内外位置測位システム)

導入先・ご担当者様

Ricoh

社名
株式会社リコー

URL
https://www.3l.ricoh/(※リコー3L)

担当者
稲田 旬 様

株式会社リコー

システム・アプリケーション開発・ご担当者様

aprg アートアンドプログラム

社名
アートアンドプログラム株式会社

URL
https://artandprogram.com/

担当者
リーダー アレキサンダー 様

アートアンドプログラム株式会社

導入事例インタビュー・ダウンロード

リコー3Lに関する「お客様導入事例インタビュー」を公開しています。ぜひダウンロードしてご覧ください。

導入事例インタビュー・ダウンロード

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