データで「スポーツ」の明日をつくる　高精度リアルタイム位置情報をデータ分析に活用

「WingPark1st（WingArc1st BMX Freestyle Park）」は、ウイングアーク１ｓｔ株式会社がもつデータ活用技術・ノウハウを応用し、スポーツ業界の発展や同社と所属スポンサー契約を締結しているBMXフリースタイルで活躍するプロスポーツ選手、中村輪夢選手の動きをデータ分析し、パフォーマンス向上への取り組みを継続的に実施している”世界初”のBMXフリースタイルパーク。
本パークには、BMXライダーの動体をモニタリングするセンサーとして、高精度リアルタイム位置測位「Quuppa Intelligent Locating System™」が導入されていましたが、測位精度に課題を持たれており、システム性能を最大限に引き出す測位環境の再構築を国際航業へご依頼いただきました。

• １：BMXライダーの動体をモニタリングするセンサーとして「Quuppa Intelligent Locating System™」を15台用いて、ジャンプの「高さ」を加えた高精度な「3D位置測位」によるハイスピード・リアルタイム位置情報の取得を実現。
• ２：カメラで記録したBMXライダーの映像データと3D位置測位データをリンクさせて、パフォーマンス分析が可能に。
• ３：ウイングアーク１ｓｔ株式会社のデータ活用技術・ノウハウを応用し、BMXライダーの動きをデータ分析。BMXライダーの競技パフォーマンス向上と競技者の成長を継続的に支援し、競技の発展に貢献。

・BMXライダーの動きのデータ分析のためには、高精度リアルタイムに競技者の位置情報を取得できるセンサーシステムが必須であり、「Quuppa Intelligent Locating System™」を導入したが、高さ方向の位置測位精度が十分に出ないという課題があった。

・国際航業は、Quuppa Oy社より国内唯一の「Premium Partner（プレミアムパートナー）」に認定された製品代理店（付加価値再販売契約）として、システム性能を最大限に引き出す技術ノウハウと位置測位環境の構築に多くの導入実績を持っている。

・これまでは十分に位置測位の精度が出せなかった「高さ」方向を含めて、位置測位環境を再構築したことにより、「WingPark1st」内のBMXライダーの動きを、高精度リアルタイムにデータ取得が可能になり、BMXライダーの競技のパフォーマンス向上に役立てるデータ分析が行えるようになった。

ウイングアーク１ｓｔ株式会社では、「Empower Data, Innovate the Business, Shape the Future. 情報に価値を、企業に変革を、社会に未来を。」をビジョンに掲げられて、データをスポーツに活かせる環境への取り組みと支援を継続しています。

測位システム：
・Quuppa（高精度屋内外位置測位システム）
・ロケーター 15台

Quuppa（高精度屋内外位置測位システム）

ウイングアーク１ｓｔ株式会社