三次元河川管内図
河川事業のDXを実現するためには、河川の維持管理における三次元データの利活用が重要です。
河川維持管理は、概ね5年間を対象期間とした『河川維持管理計画』に則り、河川の状態把握、データの記録・蓄積、河川の状態把握の分析・評価、状態の改善、そして河川維持管理計画へのフィードバックといったサイクルで進みます。
当社は、効率的かつ効果的な河川維持管理の実現に向け、取得した航空レーザやUAV等の三次元データを活用して三次元河川管内図を構築し、河川維持管理サイクルの各項目における三次元データの活用方法を提案します。
オンサイト・オフサイトPPA支援
太陽光発電の設置調査を初め、再生可能エネルギー導入のサポートを実施します。
地球温暖化対策実行計画策定支援(事務事業編・区域施策編)
2030年に向けた地球温暖化対策実行計画(事務事業編・区域施策編)の策定支援を行います。
橋梁維持管理計画
橋梁は、わが国の道路交通ネットワークの中で重要なインフラの一つとして位置付けられています。
当社では、既存の橋梁を効率的かつ持続的に維持管理していくために、自治体が管理する橋梁の維持管理計画(橋梁長寿命化修繕計画)の策定を支援しています。
最近では、新技術活用によるさらなる効率化を図ったり、スマートシュリンク(集約化撤去)を考慮した戦略的維持管理計画を提案しています。
太陽光発電所等造成設計(調査、計画、設計)
2020年に政府が掲げた「カーボンニュートラル」実現に向け、再生可能エネルギー導入が各地で進められています。なかでも、太陽光発電の導入については、中国やドイツと並び、世界的に見ても多くの実績をつくっています。
当社では、太陽光発電所の設置に伴う造成設計について、調査および計画・設計、その他申請関係の支援等も行っています。
農業振興地域整備計画
農業振興地域整備計画は、農業振興地域制度を背景に、「農業振興地域の整備に関する法律」(農振法)に基づき、自治体が定める農業の上位計画です。おおむね、5年ごとに基礎調査を実施し、調査結果に基づいて“基礎資料”と“整備計画書”を改定するものとなります。
現行計画の見直しに伴う一般除外・編入、データの錯誤修正などを反映して現況を整理(基礎資料および現況土地利用図作成)し、今後の計画について取りまとめ(整備計画書および土地利用計画図作成)を支援しています。
UAVを用いた火山噴火時の土石流予測システム
火山噴火による降灰後、降雨によって堆積した土砂が流され、下流に甚大な被害をもたらす「土石流」の予測技術の開発は、住民避難を行う上で非常に重要なものとなります。土石流予測には、地形情報、降灰厚さ、灰の種類、雨量に関するデータ取得が重要です。
そこで、当社では、大学やUAV開発者と共同で、UAVを用いて立ち入り制限区域内の火口周辺データの取得を可能とする精度の高い土石流予測を行うシステムを開発しました。
火山灰降灰シミュレーション
火山噴火による災害は火山周辺だけではありません。空中に放出された大量の火山灰は風に乗って、より遠方まで飛来することがあります。降下火山灰は少量でも電子機器に障害を与えるほか、交通機関に影響を及ぼすこともあります。2010年4月にはアイスランドの火山が噴火してヨーロッパの航空路線が混乱しました。このような被害を想定するには、降下火山灰の数値シミュレーションが必要となります。
当社は我が国の火山防災の発展に古くから寄与しており、火山の特徴に合わせた数値シミュレーションを実施するノウハウがあります。噴煙柱や気象条件などを考慮し、災害危険予測や被害想定に資する資料を提供します。
積雪状況の分析
我が国は、国土の半分以上が積雪寒冷地であり、冬期は雪崩・吹雪・路面凍結・融雪出水など、毎年様々な形態の雪害に直面します。反面、雪は水資源や冷熱エネルギーなど資源の側面も持ち、私たちに恵みをもたらします。このような国土に暮らす私たちにとって、雪を 知る ことは非常に重要です。
当社は、30年以上にわたり培った雪氷調査のノウハウに空間情報を融合させることで、雪に関する様々な問題の解決を図ります。
火山防災コンサルティング
我が国は、地球上の約1割の火山が集中する世界有数の火山列島に位置します。近年でも新燃岳や御嶽山で火山災害が発生し、改めて被害の甚大さを知ることとなりました。しかし、噴火前に現われる前兆現象を捕らえ、火山の特性にあった対策を講じることで被害を最小限に食い止めることができます。
当社は、来るべき噴火に備え、火山の特性把握、危険区域の想定、分析情報を反映した防災対策策定、住民の防災意識向上の推進など、火山災害の軽減を目指しています。
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