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令和8年8月13日に発生した線状降水帯に起因する大雨により、千葉県では多数の被害が発生しました。
この災害に対して、弊社では発生直後にSAR衛星によって観測されたデータを用いて、緊急的に浸水範囲想定図を作成しました。
今回の災害で被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、弊社の所有する技術が、被災状況の把握ならびに今後の復旧に少しでもお役に立てれば幸いです。
欧州宇宙機関(ESA)が運用するSAR衛星(Sentinel-1)を用いて、広域および、鹿島川流域、大綱白里市周辺の浸水範囲想定図を高度化するとともに、物井駅周辺を新たに追加しました。
【速報】で用いた「強度差分解析」では、市街地などの人工構造物が多い地域では浸水範囲の推定が困難です。そこで今回は、人工構造物が密集する市街地の浸水範囲を推定するために、「コヒーレンス解析」を実施しました。
コヒーレンス解析とは、同じ場所を同じ条件で観測したデータを用いて、地表面の状況がどれだけ類似しているかを把握する手法です。
災害前の7月21日-8月2日の地表面の類似性と8月2日-8月14日の類似性を比較することで、人工構造物が密集している地域においても、変化が起こっている箇所(浸水箇所)を抽出することが可能になります。
なお、Seninel-1衛星の性能により、10m✕10m未満の小規模な事象については抽出が困難な点をご留意ください。
<使用データ>
Sentinel-1
・2026/7/21~2026/8/2の干渉ペア(南行軌道:災害発生前)
・2026/8/2~2026/8/14の干渉ペア(南行軌道:災害発生前後)
<解析条件>
今回実施したコヒーレンス解析は「レベル5大雨・土砂災害特別警報」が発令された自治体を対象としています。
※8月14日に公開した速報版(強度差分解析)は千葉県全域を対象に実施。
【ご利用にあたっての重要なご注意】
本データは、発災直後における迅速な状況把握(一次スクリーニング)を目的として解析した速報的な浸水範囲想定です。実際の被害状況とは異なる可能性や誤差が含まれておりますので、十分ご留意ください。
欧州宇宙機関(ESA)が運用するSAR衛星(Sentinel-1)を用いて、広域の浸水範囲想定図と浸水被害の大きかった、鹿島川流域と大網白里市周辺の浸水範囲想定図を作成しました。
<使用データ>
Sentinel-1
・2026/8/2 5:42頃観測(豪雨前)
・2026/8/14 5:42頃観測(豪雨後)
<解析条件>
・災害前の観測データに赤、災害後の観測データに青と緑を割当ててカラー合成画像を作成
・浸水の可能性がある範囲は赤色で表現
【ご利用にあたっての重要なご注意】
本データは、発災直後における迅速な状況把握(一次スクリーニング)を目的として解析した速報的な浸水範囲想定です。実際の被害状況とは異なる可能性や誤差が含まれておりますので、十分ご留意ください。
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