2024/09
令和6年8月22日にマリアナ諸島で発生した台風10号は、発達しながら非常に強い勢力となって九州に接近し、27日から29日にかけ、九州の複数の観測地点で8月の最大風速の観測史上1位の値を更新しました。また、西日本から東日本の太平洋側を中心に記録的な大雨となり、複数の観測地点では72時間降水量の観測史上1位の値を更新しました。この記録的な台風の影響により発生した災害に対して、弊社では緊急で航空写真撮影を実施しました。
今回の災害で被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、弊社の所有する技術が、被災状況の把握ならびに今後の復旧に少しでもお役に立てれば幸いです。
台風10号と暖かく湿った空気による記録的大雨の影響により、神奈川県内では、国道246号(伊勢原市)土砂崩落による通行止め(9/4 07:00時点)、河川氾濫による浸水被害(9/4 06:00時点 浸水解消済み)、土砂災害29件(9/4 08:00時点)などの被害が発生しました。(国土交通省発表資料「令和6年台風10号による被害状況等について(第16報)」より)
共同撮影:国際航業株式会社・株式会社パスコ
令和6年8月27日22時頃、愛知県蒲郡市竹谷町にて土砂崩れが発生し、住宅1棟が巻き込まれる災害が発生しました。
気象庁によると、蒲郡市では、27日20時25分までに1時間に46mmの降雨を観測し、同日22時20分までの24時間で136.5mmの降雨を記録していました。
共同撮影:国際航業株式会社・株式会社パスコ※ こちらに掲載している写真その他の無断転用・複写を禁じます
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