災害調査活動への取り組み
北海道佐呂間町における竜巻災害(平成18年11月7日発生)
平成18年11月7日、北海道を通過した寒冷前線に伴い、佐呂間町若佐付近で竜巻が発生し、死傷者を含む人的被害や建物被害が発生しました。
竜巻などによる強風災害は、台風や寒冷前線に伴って毎年日本各地で発生していますが、人口の多い市街地を直撃することがたまたま少ないため、大きな被害の記録は稀です。このような小規模気象擾乱による災害は、被災範囲が非常に局地的である一方で、建物には壊滅的な被害を与えることもあるのが特徴です。発生のメカニズムには未知の点が多く、直前の予測も困難と言われていますが、災害実態の調査に基づいて、気象観測や建築物の性能向上の面から対策が進められているところです。
国際航業は株式会社シン技術コンサルが実施した空中写真撮影を受け、垂直写真および斜め写真を掲載いたします。
今回の災害で亡くなられた方に謹んで哀悼の意を表するとともに、弊社の所有する技術が、今後の風災害の軽減に少しでもお役に立てれば幸いです。被災箇所の1日も早い復旧をお祈りします。
災害撮影の概要
- 斜め写真:1箇所 約50枚撮影
- 垂直写真:1箇所 3枚撮影
北海道佐呂間町における竜巻災害 写真位置図
(右側の図の数字付近をクリックすると拡大画像を表示します。)
- この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の20万分の1地整図、5万分の1地形図、2万5千分の1地形図、数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)及び数値地図25000(地図画像)を複製したものである。(承認番号 平18総複、第528号)
被災前と後の空中写真による比較
(画像をクリックすると拡大画像を表示します。)
※写真提供:株式会社シン技術コンサル
斜め写真
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※写真提供:株式会社シン技術コンサル
垂直写真
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※写真提供:株式会社シン技術コンサル
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