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MIRAIT ONE GROUP

2026/07

令和8年熊本地震

令和8年7月28日16時27分に熊本県熊本地方で発生した「令和8年熊本地震」により、熊本県宇城市および氷川町で震度7を観測したほか、九州地方から北陸地方にかけて震度6強から1を観測しました。

弊社では7月29日午前から、被災状況を把握するために熊本県八代市、熊本市(熊本城)、嘉島町(イオンモール熊本)、島原市(雲仙岳、眉山)のほか熊本県各地で航空機による緊急撮影を実施しました。

今回の災害で被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、弊社の所有する技術が、被災状況の把握ならびに今後の復旧に少しでもお役に立てれば幸いです。

【更新履歴】

  • 8月12日:航空レーザ計測データを用いた地盤変位【速報】の結果(日奈久断層沿い)を掲載しました。(2026年8月2日計測)
    8月4日:日奈久断層、八代港 他の航空レーザ計測を実施しました。(2026年8月2日計測)
    7月31日:熊本県の斜め撮影写真(213枚)を追加しました。(2026年7月30日撮影)
    7月30日:SAR衛星による被害状況推定を掲載しました。
    7月29日:熊本県の斜め撮影写真(421枚)を掲載しました。(2026年7月29日撮影)

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航空レーザ計測データを用いた地盤変位【速報】の結果(日奈久断層沿い)

熊本県内を縦断する日奈久断層を対象として、2026年熊本地震前後の地盤変位を、航空レーザ計測結果を用いて算出しました。
成果データ仕様等の詳細についてのお問い合わせは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

<解析に使用したデータ>
・地震後:当社自主計測 DSM (2026/8/2計測)
※注)DSM:建物や植生等の除去を行っていない座標データ

・地震前:国土地理院 1mDEM (2020~2023計測)
※注)1m DEM:地表面形状を1m格子毎に整理した座標データ

<データの留意点>
・令和8年熊本地震の航空レーザ計測データに対する影響について
国土地理院による「令和8年熊本地震に伴う地殻変動(暫定),2026/7/28更新」によると、電子基準点「千丁」で北東方向に84cm程度の変動、30cm程度の隆起が見られるなど、八代市を中心に広い範囲で地殻変動が観測されています。令和8年8月2日の計測データは、計測時に取得した航空機搭載のGNSSセンサーの数値と電子基準点情報(民間有料サービス)でデータ処理を行っているため、災害前のデータと重ねた場合、数m単位で位置のズレが生じる可能性がある点にご留意ください。また、調整点との比較検証は実施していません。

・当社自主計測データの現在の処理段階
この速報で用いた令和8年8月2日の計測データは、速報性を重視するために、植生や建物等を除去する前のDSMを用いています。また、高さ調整も行っていない段階のものです。このため、建物が多い範囲ではうまく地盤変位を算出できていません。今後、地震後のデータについてもDEMを作成し、正式な地盤変位解析を行います。

<地盤変位【速報】の結果について>
◇全体図1、2:
・変位の東西成分が八代平野北端の北側では小さくなっています。
・八代平野北端より北側では断層を挟んだ鉛直変位のパターンが逆になっています。
・八代平野内の南側と北側にそれぞれ、変位の鉛直成分が大きなエリアがあります。

◇拡大図
・各種拡大図共通:地表地震断層が確認されている付近では、鉛直方向の変位に伴う連続的な段差(低崖)が多くの箇所で確認できます。
・拡大図1~7については、下記の拡大図に補足説明を記載しております。

航空レーザ計測を実施【速報】(日奈久断層、八代港他)

熊本県内を縦断する日奈久断層、重要インフラである八代港他を対象に航空レーザ計測を実施しました。
計測範囲および成果データ仕様等の詳細についてのお問い合わせは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

<計測範囲>
熊本県内の一部(八代市、氷川町他) 156㎢
➀日奈久断層 144.9㎢
・点密度:14点/㎡
・簡易オルソ:地上解像度20cm

②八代港他沿岸地域 11.1㎢
・点密度:30点/㎡
・簡易オルソ:地上解像度20cm

<データの留意点>
令和8年熊本地震の影響について
国土地理院による「令和8年熊本地震に伴う地殻変動(暫定),2026/7/28更新」によると、電子基準点「千丁」で北東方向に84cm程度の変動、30cm程度の隆起が見られるなど、八代市を中心に広い範囲で地殻変動が観測されています。
本計測データは、計測時点での航空機搭載のGNSSセンサーの数値と電子基準点情報(民間有料サービス)でデータ処理を行っています。災害前のデータと重ねた場合、数m単位で位置のズレが生じる可能性がある点にご留意ください。調整点との比較検証は実施していません。

熊本県 7月30日撮影 斜め写真

以下に撮影画像の一部を掲載しています。すべての航空写真(総撮影枚数 634枚)は「Bois/防災情報提供サービス」無償版サイトでご確認いただけます。

撮影:国際航業株式会社
※ こちらに掲載している写真その他の無断転用・複写を禁じます

SAR衛星による被害状況推定(Sentinel-1使用)【速報】

地震発生前後の複数の衛星SAR観測データを用いて干渉性※1の変化を解析し、地震動による建造物の倒壊・損壊や火災、液状化などの建造物被害が発生した範囲と建造物の被害状況を推定しました。
被害状況推定図では、地震に伴う様々な原因によって地表面の状況が変化し、家屋等の建造物に変状が起こっている可能性のある地域を図示しています。

建造物の被害は「地震の揺れによる倒壊・屋根瓦の落下」「液状化による傾動(傾き)」「火災による焼失」等の様々な被害のほか、2時期の使用データの観測期間で発生した増築・改築などの経年変化、地殻変動による地表面の変化などを含んだ情報です。
消失や全壊を建造物被害の可能性が「極めて高い」とし、「極めて高い」と比較した相対的な被害可能性の程度を「高」「中」「低」で表現しています。被害認定基準等とかならずしも一致するものではありません。

<使用データ>
Sentinel-1
・2026/7/5~2026/7/17の干渉ペア(南行軌道:地震前)
・2026/7/17~2026/7/29の干渉ペア(南行軌道:地震前後)

※1:https://www.eorc.jaxa.jp/ALOS-2/img_up/jpal2_howto_insar.htm
衛星観測の2時期の間で地表面の状態がほぼ変化しない場合は干渉性が高く、地形・植生・建物などの変化があった場合は干渉性が低くなります。
※2:図中、星マークは2026年07月28日16時27分のM7.1地震の震央位置

各種メディア、記者様向け取材窓口はこちらから

SAR衛星を用いた市町村ごとの建築物被害棟数推定【速報】

SAR衛星による被害状況推定結果と過去の災害の被害統計情報から、災害救助法が適用された熊本県21市町村の建物被害棟数を推定しました。
限られた情報をもとにしたモデル推計であるため、地域の建築構造の違いや地形条件などにより、推計結果には誤差が含まれます。
市町村ごとの建築物総数は国土地理院の「基盤地図情報(建築物)」を採用しています。

【ご利用にあたっての重要なご注意】
本データは、発災直後における迅速な状況把握(一次スクリーニング)を目的として算出した速報的な推計値です。実際の被害状況とは異なる可能性や誤差が含まれておりますので、十分ご留意ください。

※実際の被害状況については国や地方公共団体等による公表数字をご確認ください。
 参考:令和8年熊本地震に係る災害対策本部会議 - 熊本県ホームページ

熊本県 7月29日撮影 斜め写真

以下に撮影画像の一部を掲載しています。すべての航空写真(総撮影枚数 421枚)は「Bois/防災情報提供サービス」無償版サイトでご確認いただけます。

共同撮影:国際航業株式会社・株式会社パスコ
※ こちらに掲載している写真その他の無断転用・複写を禁じます

※ Boisの写真番号は、撮影日や撮影機体に応じて附番しているため重複している場合があります。
写真番号からの閲覧にあたっては、撮影日や対象地域をご確認ください。

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