災害調査活動への取り組み
【速報】平成27年9月 関東・東北豪雨災害
台風18号が低気圧に変わり、関東から東北にかけて記録的な大雨となりました。この激しい降雨により、広い範囲で被害が発生しました。
これらの災害を受け、災害発生後の9月11日および9月15日に、被災地の写真を撮影しましたので掲載いたします。
このたびの災害で被災された方々に謹んでお見舞い申し上げますとともに、弊社の所有する技術が、現地の早期復旧ならびに二次災害の抑制に少しでもお役に立てれば幸いです。
当社では、イタリアのレーダ衛星COSMO-SkyMed衛星により、堤防決壊の約1日後の9月11日17時12分に、茨城県常総市を中心とした撮影を行いました。レーダは雲を透過するため、豪雨災害時や災害直後など、雲が多い天候の中でも地表を撮影することが出来ます。また、浸水した範囲はレーダ波が反射して戻ってこないため、画像上で暗く表現されます。画像処理を行ってその領域を抽出することで、衛星撮影時点での浸水範囲を推定しました。水色の領域が浸水していると推定される範囲です。
また、同日に高分解能光学衛星(WorldView-3)による撮影も行われています。この画像では、人間の目に見える色と同様の色で地表が見え、鬼怒川と小貝川の間の地域を中心とする浸水域は、濁水で覆われていることが分かります。
レーダ衛星画像と光学衛星画像を併せて利用することで、広域の浸水範囲がより把握しやすくなります。
(画像をクリックすると拡大した画像もしくはPDFファイル(光学画像)が表示されます)
COSMO-SkyMed画像の著作権について
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鹿沼市 (画像をクリックするとPDFファイルが別ウィンドウで表示されます)
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※この位置図は国土地理院発行の数値地図50,000を背景画像に使用して作成しました。
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※撮影:国際航業株式会社
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※この位置図は国土地理院発行の数値地図50,000を背景画像に使用して作成しました。
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※撮影:国際航業株式会社・株式会社パスコ
(図の数字の付近をクリックするとそれぞれの拡大写真が表示されます。)
※この位置図は国土地理院発行の数値地図50,000を背景画像に使用して作成しました。
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※撮影:国際航業株式会社・株式会社パスコ
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※撮影:国際航業株式会社・株式会社パスコ
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