令和8年9月20日から22日にかけて関東地方南岸に接近した台風第25号の影響により、関東地方南部の各地で記録的な大雨となり、気象庁が管理する雨量観測所の佐倉、我孫子などで観測史上最大となる24時間雨量を観測しました。
千葉県の印旛沼では高い水位が長時間続いたことで堤防が決壊し、大規模な浸水被害が生じました。
弊社では9月24日に、北印旛沼周辺の被災状況を把握するために、航空機による垂直写真撮影を行いました。
今回の災害で被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、弊社の所有する技術が、被災状況の把握ならびに今後の復旧に少しでもお役に立てれば幸いです。
【更新履歴】
10月8日:SAR衛星による浸水範囲想定図(Sentinel-1使用)を公開しました。
9月29日:SAR衛星による浸水範囲想定図(ALOS-2使用)を公開しました。
9月25日:北印旛沼周辺の垂直撮影写真を公開しました。(2026年9月24日撮影)
欧州宇宙機関(ESA)が運用するSAR衛星(Sentinel-1)を用いて、「広域」および堤防が決壊し浸水被害の大きかった「北印旛沼周辺」の浸水範囲想定図を作成しました。
堤防の決壊から2日経過した9月24日時点の解析では、印旛沼周辺の浸水域は縮小傾向にあるものの、依然として広範囲で浸水が継続していることが読み取れます。
一方、利根川沿いや九十九里海岸沿い、栗山川・借当川沿いに広がる水田地帯(匝瑳市・横芝光町・多古町)では、浸水が概ね解消していることが確認できます。
<使用データ>
Sentinel-1
・2026/9/12 17:41頃観測(豪雨前)
・2026/9/24 17:41頃観測(豪雨後)
<解析条件>
・災害前の観測データに赤、災害後の観測データに青と緑を割当ててカラー合成画像を作成した。
・浸水の可能性がある範囲は、赤色で表現されている。
【ご利用にあたっての重要なご注意】
本データは、発災後の状況把握(一次スクリーニング)を目的として解析した速報的な浸水範囲想定です。実際の被害状況とは異なる可能性や誤差が含まれておりますので、十分ご留意ください。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用するSAR衛星(ALOS-2「だいち2号」、ALOS-4「だいち4号」)を用いて、「広域」および堤防が決壊し浸水被害の大きかった「北印旛沼周辺」の浸水範囲想定図を作成しました。
<使用データ>
・2026/9/2 23:30頃観測(豪雨前):ALOS-4
・2026/9/22 23:30頃観測(豪雨後):ALOS-2
<解析条件>
・災害前の観測データに赤、災害後の観測データに青と緑を割当ててカラー合成画像を作成した。
・浸水の可能性がある範囲は、赤色で表現されている。
【ご利用にあたっての重要なご注意】
本データは、発災直後における迅速な状況把握(一次スクリーニング)を目的として解析した速報的な浸水範囲想定です。実際の被害状況とは異なる可能性や誤差が含まれておりますので、十分ご留意ください。
以下に撮影画像の一部を掲載しています。すべての航空写真は「Bois/防災情報提供サービス」無償版サイトでご確認いただけます。
撮影:国際航業株式会社※ こちらに掲載している写真その他の無断転用・複写を禁じます
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