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MIRAIT ONE GROUP

インフラマネジメント分野 Sachi.I

橋の生涯を支え、
人々の暮らしに繋がる
技術者として
成長を目指しています。
インフラマネジメント分野
Sachi.I
2018/4/1入社

現在の仕事について教えてください

私は橋の「一生」に関わる仕事をしています。新しい橋を架ける新設設計、既存の橋の点検や詳細調査、壊れた橋の補修設計や補強設計、さらには自治体ごとの維持管理計画の作成や、老朽化した橋の撤去、架け替えなど、多岐にわたります。公共事業が中心で、自治体や住民、関係機関など多くの関係者と調整しながら進めていくのが特徴です。この仕事は道路や地質、河川、防災など幅広い分野の知識が求められますが、職場の様々な分野の人たちと連携し、学び合える環境が整っています。橋の設計や点検における一つ一つの判断が人命に関わる責任を伴うため、常に緊張感を持ちながらも誇りを持って取り組んでいます。

国際航業に入社を決めた理由は何ですか?

大学3年生の時に参加した国際航業の10日間のインターンシップがきっかけです。その際、橋梁マネジメントグループに配属され、先輩方の熱意と橋への情熱に心を動かされました。「この人たちと働きたい」という強い思いが芽生え、入社を志望しました。また、インターン中に「やりたいことを積極的に叶えてくれる」という会社の姿勢に魅力を感じました。入社後もその文化が根付いており、自分のやりたいことに挑戦できる環境が整っています。他社も検討しましたが、「国際航業で橋の仕事をしたい」という思いが揺るがず、本命として選びました。

仕事で大変だったことを教えてください

橋梁設計や計画は、正解が一つではなく、様々な道筋と結論があります。もちろん技術的に間違った提案はできないので、基準書や過去の事例等を読み込み、自分が最適と思う提案をしますが、上司の指摘やお客さんの事情を踏まえて何度も再考し、納得できる最適な方針を決定するまでの検討や協議が、この仕事の大変な部分です。
また、自分の知識不足が原因で初歩的なミスをしてしまい、後々大きな手戻りを引き起こした経験があります。このときは周囲の協力を得て何とか乗り越えましたが、仕事が人命に直結するという責任の重さを痛感しました。こうした経験から、責任感を持って取り組む重要性を学び、成長するきっかけにもなりました。

現在の仕事の面白さや難しさは何ですか?

橋梁の仕事は、幅広い分野の知識を必要とし、学びが尽きない点が難しくもあり、面白さでもあります。橋本体の知識に加え、道路や地質、河川、防災など多方面の専門性が絡み合いますが、職場には各分野の専門家が多く、連携や質問を通じて学ぶ機会に恵まれています。自治体や影響を受ける周りの住民の事情など、関係者の意見を汲み取りながら進めることが求められ、時に難航することもありますが、これこそがコンサルタント業務の醍醐味だと感じています。自分の設計が形になり、社会に役立つ喜びを感じることがこの仕事の大きな魅力です。

今後の目標や夢を教えてください

現在は、新しい橋をどんどん架けていく時代ではなく、老朽化した橋梁の維持管理や、激甚化する災害への対応も重要になってきています。基礎的な技術力をつけることはもちろんですが、時代の変化に対応した幅広い視点で提案ができる技術者になりたいです。
国際航業の橋梁グループは、規模は小さいながらも優秀な技術者が多く、幅広い分野で活躍できる伸びしろの大きい組織だと思います。自分自身が成長することで、「橋といえば国際航業」と言われるような知名度向上にも貢献したいと考えています。また、自分の設計した橋を子供に自慢するという夢もあり、橋の魅力を次世代にも伝えていきたいと思っています。

国際航業にどのような学生が向いていると思いますか?

「やる気」と「熱意」を持った学生が向いていると思います。この会社では、自分のやりたいことを実現するチャンスがあり、努力次第で多くのことを吸収できる環境が整っています。私たちの仕事は幅広い分野の知識が求められるため、学び続ける姿勢が大切です。新しいことに挑戦する意欲や、チームで協力して課題を解決する力を持つ学生が成長しやすい環境です。熱意を持って挑戦したいと思える方にぜひ来ていただきたいです。