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Mapbox ブログ

3D地図とは?Mapboxで3D地図を作成するメリットや活用方法

2021/01/08

技術情報

3D地図とは

Webサイトやアプリ、ゲームなどに地図情報や位置情報を使用したいという場合、一般的な2D地図も良いですが、3D地図にすることでさまざまなメリットがあります。 そこで今回は、3D地図を作成するメリットや3D地図も簡単に作成できるMapboxの機能について紹介していきます。

3D地図とは、標高や建物の高さといった3次元情報を加えた地図のことです。2次元で表された2D地図よりも、より現実に近い表現ができるという特徴があります。

3D地図を作成するメリット

3D地図を作成することで、具体的にどのようなメリットがあるのかを解説していきます。

場所を把握しやすい

建物の高さや形などの3次元情報が反映された3D地図は、2D地図と比べて目印が分かりやすくなるため、場所の把握がしやすくなるというメリットがあります。

目的地までの道のりを調べる場合にも周辺の様子がより現実に近い状態に見えるため、どんな建物の間を通っていけばよいのか、目印となる建物はあるかなど、自分が今どこに居てどこに向かえば良いのかが一目で分かりやすいでしょう。

あらゆる方向からの地図が見られる

建物や地形を立体的に表現することができる3D地図なら、あらゆる方向から地図を確認することができます。360度どの角度からの景色も確認できるので、情報の把握が容易です。

見ているだけで楽しい

3D地図は、目的地までの道のりを調べる目的として活用するだけでなく、地図をただ見ているだけでも楽しいというメリットがあります。さまざまな場所の3D地図を見ているだけで、実際にその場所を訪れているかのような気持ちになるものです。

3D地図を活用する方法

3D地図を活用する方法

3D地図は、Webサイトやアプリ、ゲームなどに利用する以外にも、さまざまな活用方法があります。そこで続いては3D地図の活用事例を2つ、紹介していきます。

建築物の設計シミュレーション

建築物の設計図は、3D地図で表現することでよりリアルな情報を伝えることができます。
建築物の内部構造はもちろん街並みも含めた3D地図を表現することで、設計意図が伝わるワンランク上のプレゼンテーションが可能になるでしょう。
実際に多くの建築業者が3D地図を設計シミュレーションに活用しています。

防災対策シミュレーション

3D地図は、防災対策にも役立てることができます。
3D地図上に高位置精度な地形や人口構造物データを反映させることで、地すべりや洪水氾濫、構造物破壊などの防災シミュレーションを行うことが可能です。これらの情報は地域の防災計画を策定するなどに役立ちます。
ハザードマップの作成に3D地図を活用することで、避難所の場所や避難経路がより分かりやすくなります。

3D地図作成が簡単にできるMapboxとは

3D地図の作成ができれば、さまざまな分野で活用させることができます。とはいえ、3D地図を作成するのは難しそうだと感じている方も多いでしょう。
そのような方におすすめしたいのが、インターネット上で地図に関わるさまざまなコンテンツを提供しているMapboxのサービスです。
続いては、Mapboxの概要や魅力についてお伝えしていきます。

Mapboxの概要

Mapboxは、アメリカ合衆国で2010年に設立された地図プラットフォーム提供会社です。
カスタムマップの分野で急成長を続け、2019年に日本市場に参入しました。
Mapboxのサービスは、日本でも多くの企業で採用されており、Yahoo!地図もMapboxのコンテンツを活用しています。

Mapboxでできること

Mapboxは、簡単にカスタムマップを作成することができるサービスです。
今回紹介したような3D地図の作成はもちろん、2D地図や衛星・航空写真を活用した地図も作成できます。
オリジナルマップのカスタマイズは、MapboxStudioという無料のアプリケーションを利用して行うことが可能です。アプリケーションを活用することで、HTMLの知識がなくてもカスタマイズが可能になります。Mapbox Studioでは、フォントや地図の表示色変更だけでなく、データの取り込み、描画ツールの利用なども可能となっています。
また、地図の3D化もMapbox Studioでカスタイマイズできます。

Mapboxの魅力

apboxは全世界の月間ユーザー数が5億人を超えています。ユーザー数が多いからこそ、GPS情報を基にした最新の地図データを構築することができるのです。
さらにMapboxは、ユーザーからのGPS情報とは別に、130以上のプロバイダから地形や建物、気象情報などのさまざまな情報提供を受け、クオリティの高い最新の地図情報の提供が可能です。

最後に

今回は、3D地図を活用するメリットや活用事例、Mapboxの概要や魅力についてお伝えしました。建築シミュレーションから防災対策にも役立つ3D地図を作成できるツールがあれば、さまざまなシーンで活躍します。3D地図を簡単に作成したいという方には、HTMLの知識不要でカスタムマップが作成できるMapboxがおすすめです。全世界で愛されているMapboxなら、安心して利用することができるでしょう。
国際航業は、Mapboxサービスの正規販売代理店として、お客様のご利用用途に応じたプランをご案内いたします。詳しいサービス内容や料金については、WEBもしくはお電話からお問い合わせ下さい。

Mapbox

Mapboxサービス
Mapboxはリアルタイムで更新されるライブロケーションマップを備えたプラットフォームを開発・提供しています。
開発者はこのプラットフォームを利用して様々なロケーションサービスの開発が可能となります。
ノンコードでの地図作成など、開発者目線で扱いやすい数々のソリューションを展開しています。
Mapboxを使えば本来力を入れるべきアプリケーションのデザインや開発に、よりフォーカスすることができます。