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気候変動政策ブログ・環境通信

環境通信 Vol.227 『PFAS Webセミナー・地盤技術フォーラム2024土壌・地下水浄化技術展』 の御礼

2024/10/25

コラム

『PFAS Webセミナー』・『地盤技術フォーラム2024土壌・地下水浄化技術展』 の御礼

国際航業では、8月・9月でPFAS※に関するイベントを行いましたので、その開催報告をさせて頂きます。

※PFASとは?
PFASは人工的に作られた有機ふっ素化合物の総称で、10,000種類以上あるといわれています。水や油をはじき熱に強いという特性があり、1940年代から産業利用されており、焦げつきにくいフライパンや防水服、食品の包み紙、航空機やコンビナート火災等で使われる泡消火剤、半導体製造工程等、幅広く利用されています。
また、難分解性で残留性が高いことから、PFOS・PFOA・PFHxSはPOPs条約の対象となっており、国内でも化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律で厳しくその利用が規制されています。更に、POPs条約では長鎖のPFCAの規制物質への追加も検討されています。

★PFAS (PFOS・PFOA)Webセミナー開催の御礼
8月30日(金)・31日(土)と9月2日(月)に『PFASの社会動向と国際航業の取り組み』と題しWebセミナーを開催致しました。
こちらのWebセミナーには、160名を超える方々にお申込み頂き、ご参加も132名と、おかげさまで盛況のうちに終了することができました。
お申込・ご参加頂きました皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。

実際にご参加頂いた方からは「今後のPFASの規制動向を知りたい。」「海外の主要企業によるサプライチェーンへの自主的な要求事項はどのようなものか」「飲用に使用している深井戸で検出された場合にどのような対応が考えられるか」等、多くの具体的なご質問を頂戴しました。
セミナー後のアンケートでは、
Q.PFAS(PFOA・PFOS等)で何か対応されたことはありますか?
という質問に対し、3割近くの方が「対応している」との回答で、想定よりも多くの方が何らかのご対応をされていることが分かりました。

★地盤技術フォーラム2024 土壌・地下水浄化技術展の御礼
9月18日(水)~20日(金)には、東京ビックサイトにて開催されました『地盤技術フォーラム2024 土壌・地下水浄化技術展』に出展致しました。
この展示会は、地盤技術に関わる地盤改良技術展等の4つの展示会とあわせての開催でしたが、全体で9,000名近く(主催者発表)の方が来場され、当社ブースにも多くの方にご来訪頂きました。
地盤技術フォーラム2024(主催者)http://www.sgrte.jp/

今回の展示会は、PFASをテーマの1つとしており、実際に出展された企業もPFASをメインとした展示内容が多く、出展者同士での意見交換も含め大変良い機会となりました。

環境関連部署の方のご参加が多かった上記Webセミナーとは異なり、この展示会では環境以外の部署の方々からも多くご来訪頂きました。そのような方々からも多数のご質問や「ニュースでうちの近くの川からもPFOAが高い濃度で検出されたようで、心配なんだよね!」等の話も伺い、一般の方の意識の高まりを実感致しました。

★国際航業のPFAS(PFOS・PFOA等)問題へのソリューション
今後、PFAS(PFOS・PFOA等)については、国内外において法規制が強化されることが予想されます。
現時点でも、既に多くの企業がPFASへの対応をとっていますが、さらに将来を見据えた法規制リスクや環境(特に地下水などの水環境)リスクに対する備えが必要となります。
国際航業では調査・分析だけではなく、リスク評価・コンサルティング・対策まで一貫したワンストップサービスを提供しております。
PFAS(PFOS・PFOA等)でお困りの方やご質問がございましたら、下記までご連絡頂ければと思います。

お問合せHPはこちら

以上、担当は、法人営業部 第6営業グループ山村でした。