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新技術「水空両用ドローン」を河川深浅測量に活用 ~アクセスの困難な水際での測量を実現し、作業の安全性向上と効率化に貢献~
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お知らせ
2026年4月23日
国際航業は、宇宙から深海に至る幅広い領域の測量に取り組んでいます。このたび、東北地方整備局管内の一級河川直轄区域における河川深浅測量において、一部区域で水域の地形測量手法として水空両用ドローン(As-1)を活用しました。
従来の手法ではアクセスが困難であった水際へのアプローチに本手法を活用することで、安全かつ効率的な河床計測を実現しました。
背景・目的
従来の河川深浅測量では、急崖や急傾斜地、植生が繁茂する場所といった地形的制約が厳しい現場であっても、測量技術者が現地に機材を持ち込み、実測を行ってきました。しかし、こうした環境下での作業は、物理的な制約による効率の低下だけでなく、足場の悪い現場での安全確保が常に課題となっており、作業の担い手確保を難航させる一因となっていました。
近年、効率性と安全性の問題は航空レーザ測深技術により大きく改善されましたが、光学的特性の影響で計測できない「未測箇所」が生じるという技術的課題が残されていました。
そこで今回、この課題を解決する新たな手法として、測深機能を搭載した「水空両用ドローン」に着目し、現地における適用性を検証しました。
検証結果・効果
水空両用ドローンの活用により、以下の有効性が認められました。
従来手法と同等の計測精度を確保
水深5mより浅い箇所において検証を行った結果、従来手法との計測上の差異は認められず、かつ河川定期横断測量の許容値以内であることを確認しました。
作業領域の拡大
地形的な制約により測量機材の運搬が困難な場所でも、ドローンにより上空から障害物を回避して水際にアプローチすることで、効率的な測量を実現しました。
安全性の向上
測量技術者が危険を伴う水際に侵入する頻度や測量機材の運搬作業を削減できるため、作業中の事故リスク低減に寄与しました。
今後の課題
今回の実証では水深の浅い箇所を対象とした結果、従来手法との計測上の差異は許容値以内でした。今後は、急峻な地形やダムの斜面などの水深が深い環境下におけるさらなる検証が必要であると考えています。
展望
気候変動による災害の激甚化への対応や、作業の担い手確保の障害となる危険作業、インフラ維持管理費縮減を目的とした効率的な計測など、さまざまな条件や社会的要請に応えるため、当社は、水空両用ドローンをはじめとする多様な計測手法を取り入れ、技術検証を踏まえた社会実装を推進してまいります。

■水空両用ドローン(As-1)の飛行・着水・計測・データ取得の様子
※業務名:令和7年度 北上川上流支川測量業務(岩手河川国道事務所様)
※水空両用ドローンAs-1は株式会社Suzak(https://www.suzak.inc/)の製品です。
▼本件に関連する水域技術情報は、下記ページで紹介しています。【水域で測る】
https://www.kkc.co.jp/service/lp/24554/#h04
国際航業株式会社 コーポレート統括本部 組織運営企画部 広報グループ
E-mail:info-kkc@kk-grp.jp
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