2019/03/07
導入実績
分野 | 防災 |
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プロジェクト名 | 首都圏斜面災害対策管理プロジェクト |
期間 | 2019年2月~2022年12月 |
実施スキーム | 技術協力プロジェクト(JICA) |
ホンジュラスの首都テグシガルパ市は盆地に発展した都市で、周囲を傾斜地に囲まれていることから、降雨による地すべりや洪水が発生しやすい地形的特性があります。1998年のハリケーン・ミッチ襲来の時には、テグシガルパ市の旧市街地を中心に1,000人以上もの死者・行方不明者が発生しました。(写真:2020年11月のハリケーンの豪雨で崩壊した住宅地)
首都圏では人口増加に伴って集合住宅建設へのニーズが高まる一方、建設サイトのリスク評価は不十分です。また、地方からの流入者の多くは住居地域が限られることから、地すべりや斜面崩壊といった土砂災害の危険性が極めて高い地域に居住せざるを得えない状況です。こうした、土地の不適切な利用や規制・監視体制の不備などが、市内で発生した多くの斜面災害の原因と考えられています。早急に構造物対策工事が必要な場所もあるものの、構造物対策を計画・設計・施工する能力も十分とは言えません。
日本はこれまで、テグシガルパ市の防災対策マスタープランの策定、無償資金協力による対策工事、災害地質学の研究、コミュニティ防災能力の向上などに支援を行ってきました。これらの成果を踏まえて、地すべり危険地帯と判断された地域のリスクを具体的に削減していくべく、対策工の計画・設計・施工や予警報避難に係る技術協力に向け、本プロジェクトが実施されることとなりました。
当社専門家チームは、斜面災害のリスク調査や対策工の設計・調達・施工・維持管理に関しテグシガルパ市役所へ技術移転を図りながら、災害リスクを軽減するための規制やツールの開発に取り組んでいます。
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