2024/10/02
リリース
2024年10月2日
国際航業は、脱炭素を楽しく学ぶことができる新しい研修ツール「ボードゲームdeカーボンニュートラル」を使った脱炭素研修サービスの提供を開始します。
「ボードゲームdeカーボンニュートラル」は、株式会社プロジェクトデザイン(本社:富山県滑川市、代表取締役:福井 信英、以下「プロジェクトデザイン社」)と協働で開発した新しいボードゲームで、自治体・企業・学校等、幅広い分野での脱炭素人材※の育成に活用いただくために、楽しみながらカーボンニュートラルの理解を深めることができるユニークなツールとして開発しました。コンセプトメイクは国際航業が担当し、プロジェクトデザイン社がボードゲームとして制作しました。
プロジェクトデザイン社は「2030SDGsゲーム」や「2050カーボンニュートラルカードゲーム」等のビジネスゲームを多数開発している企業です。既存の脱炭素を学べるカードゲームは1セット3時間、最少12人必要ですが、「ボードゲームdeカーボンニュートラル」は1セット90分、4~6人で気軽に実施できるところが特長です。
※脱炭素人材:企業や組織が脱炭素の取り組みを進めるために必要とされる専門知見やスキルを持った人材
■背景
気候変動対策が世界的に求められている中、日本国内でも脱炭素社会の実現が急務となっています。国際航業は、多くの自治体の「地球温暖化対策実行計画」などの作成に携わってきました。脱炭素社会を実現するには、多くの人に脱炭素について知ってもらい行動してもらうことが必須です。そのために、より多くの人がカーボンニュートラルについて理解し、行動を起こすきっかけになるツールとしてボードゲームに着目しました。
■「ボードゲームdeカーボンニュートラル」とは
「ボードゲームdeカーボンニュートラル」は、プレイヤーが「電力会社」「自動車メーカー」「IT事業者」「農林業」「環境NPO」「政府・行政」の6つの役割に分かれ、それぞれの活動を行いながら「平均気温+1.5℃以内」・「排出量≦吸収量」・「経済成長の実現」を目指すというものです。
ゲームの特長
学びと楽しさの両立
カーボンニュートラルの概念を、子どもから大人まで楽しく理解できます。
実践的な内容
組織と個人の協働の大切さやリスキリングの必要性など、脱炭素の実現にとって何が求められるのかを知ることができます。
活用しやすい人数と時間設定
自治体や企業、学校など、幅広い場面での導入が可能です。1セットで4~6人と少人数で体験することができ、所要時間も90分程度と実施しやすい内容となっています。
このボードゲームでは以下の内容を学ぶことができます。
●「排出量≦吸収量を実現する」とはどういう状態であるか、ゲームで概念をつかむことができます。 |
●パリ協定で掲げられた「+1.5℃目標」は、このゲームの中でも目標として設定されています。この目標を達成するために私達はどのように行動すべきかをシミュレーション体験できます。 |
●温室効果ガスを減らすことだけでなく、同時に経済を成長させる必要があります。このことを意識しながら活動することをゲームで経験できます。 |
●企業の活動と個人(家庭)の協働の重要性を理解することができます。 |
●リスキリングの必要性を理解することができます。 |
■今後の展開
「ボードゲームdeカーボンニュートラル」の次はカードゲーム、さらに座学研修そしてコンサルティングと、単にボードゲームによる研修サービスを提供するだけではなく、継続的・段階的に学ぶことで自治体や企業の実際の活動のフェーズにつながるサービスを提供します。
国際航業は、脱炭素人材の育成を通じて、持続可能な未来を実現するための活動をさらに推進します。
<注意事項>
ボードゲームのみの販売は行いません。ボードゲームを使った研修サービスの提供を行うものです。
▼国際航業では様々なエネルギー関連サービスを提供しています
https://www.kkc.co.jp/service/issues/energy/
国際航業株式会社 コーポレート統括本部 広報部
E-mail:info-kkc@kk-grp.jp
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