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MIRAIT ONE GROUP

2023/10/26

お知らせ

株式会社流機エンジニアリングとPFAS(有機フッ素化合物)汚染水の浄化に有効な『高精度吸着式水処理装置 ECOクリーンLFP』の販売店契約を締結

2023年10月26日

国際航業は、2023年10月1日に株式会社流機エンジニアリング(代表取締役社長:西村 聡、以下「流機エンジニアリング」)と、PFAS(有機フッ素化合物)汚染水の浄化に有効な浄化装置『高精度吸着式水処理装置 ECOクリーンLFP』の販売店契約を締結しました。

昨今、沖縄県宜野湾市の普天間飛行場や東京都福生市の横田基地などの米軍基地周辺地点の地下水等から比較的高濃度のPFOS等が確認されるなど、国内でもPFOS・PFOA・PFHxS等のPFASによる環境汚染が社会問題になっています。

今回販売店契約を締結した流機エンジニアリングの『高精度吸着式水処理装置 ECOクリーンLFP』は、沖縄県宜野湾市の湧水公園において、PFASの浄化装置として採用されています。
『高精度吸着式水処理装置 ECOクリーンLFP』は、粉末活性炭等の機能性粉体を独自のプリーツ型フィルターに添着し、PFASをはじめ、有機汚濁物質、VOCs、重金属等の溶存物質を吸着除去する水処理装置です。一般的な粒状活性炭と比較すると吸着容量が大きく、活性炭の消費量が1/10以下になるなど、廃活性炭の処理コストの大幅な削減が可能になります。

当社は、これまでPFOS・PFOA等に関する数多くの調査・対策・コンサルティングを行ってきましたが、今回の販売店契約により、調査から対策・リスクコミュニケーションまで一連のサービスを強化し、お客様の環境課題を解決するためのソリューションを提供してまいります。

※ PFAS:PFASは人工的に作られた有機フッ素化合物の総称で10,000種類以上あると言われています。水や油をはじき熱に強いという特性があり、1940年代から産業利用されていて、焦げつきにくいフライパンや防水服、食品の包み紙、航空機やコンビナート火災等で使われる泡消火剤、半導体製造工程、等幅広く利用されています。一方、PFOS・PFOAは難分解性で残留性が高いことから、POPs条約の対象となり、国内でも化審法で厳しくその利用が規制されています。また、水濁法の要監視項目に追加され、指針値(暫定) 【PFOS及びPFOAの合算値で0.00005mg/L以下(50ng/L以下)】が設定されるとともに、指定物質として、事故時の応急対策や行政への届出等が義務づけられています。

◆ 国際航業の関連サービス
リスクレベル評価
地下水汚染流動解析
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電気発熱法

◆ 関連サイト
株式会社流機エンジニアリングHP『高精度吸着式水処理装置 ECOクリーンLFP』

本件に関するお問い合わせ先

国際航業株式会社 経営管理本部 広報部
E-mail:info-kkc@kk-grp.jp