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事業紹介

災害調査活動への取り組み

台風21号による三重県宮川村土砂災害 2004年9月

平成16年9月26~30日にかけて、台風21号と秋雨前線に伴う豪雨により、西日本を中心に各地で被害が発生しました。特に9月29日には三重県南部の宮川村では1時間に110mmを越す豪雨に見舞われ、斜面崩壊や土石流によって人的被害を伴う災害が発生しています。
弊社では災害状況把握のため、10月1日に航空写真撮影を実施しましたので、その一部を紹介いたします。

全体図 (IKONOS衛星画像)

  • (数字付近をクリックすると拡大画像が表示されます。) IKONOS衛星画像(ご覧になりたい場所の数字部分をクリックすると垂直・斜め・現地撮影の各写真が表示されます) 全体図上からも以下の垂直・斜め・現地撮影の各写真がご覧になれます。

災害前写真 (IKONOS衛星画像)

    (黄色の枠線内をクリックすると拡大画像が表示されます。)
  • 災害前写真 (IKONOS衛星画像) 2002年1月12日1時48分頃撮影された小滝地区、滝谷地区、里中地区のIKONOS衛星画像です。
    災害前の状況が確認できます。

垂直写真 (2004年10月1日撮影)

  • 写真1写真1

    宮川村滝谷地区では、小規模な渓流の源頭部から発生した土石流によって住宅が損壊している。また道路沿いの小又では、土石流により道路路盤が流失している。

  • 写真2写真2

    宮川村里中地区では、集落背後の斜面が崩壊し住宅を押し流した。
    近傍の渓流においても小規模な土石流が発生しているらしい。また神滝地区においては渓岸の崩壊地を土砂の供給源とする土石流が見られる。対岸の大井地区では渓流源頭部の斜面崩壊を発生源とした土石流が発生している。

  • 写真3写真3

    宮川村小滝地区では斜面最上部付近で発生した崩壊による土砂が、道路を横断して宮川河床まで流下した。新領内橋の上の路面の一部も土砂に覆われている。そのちょうど対岸の唐櫃地区の斜面でも、渓流に沿って土石流が発生し、住宅が損壊した。

  • 写真4写真1

    唐櫃谷右岸の支流に見られる土石流。源頭部の崩壊は谷地形が明瞭でない斜面で発生している。

  • 写真5写真2

    唐櫃谷左岸の支流に発生した土石流。下流部では土砂が右岸の斜面に乗り上げた後、唐櫃川本流を埋めた痕跡が見られる。

斜め写真 (2004年10月1日撮影)

  • 写真6写真1

    宮川村滝谷地区の斜め写真

  • 写真7写真2

    宮川村里中地区の斜め写真

  • 写真8写真3

    宮川村小滝地区の斜め写真

現地撮影写真 (2004年10月6日撮影)

  • 写真9写真9

    宮川村大井で発生した斜面崩壊。
    斜面の上部においても樹林が表土ごと失われ、境界が谷地形に沿って直線的に連続している。崩壊跡は深くえぐれ、岩盤が水流に洗われている。

  • 写真10写真10

    唐櫃谷で発生した土石流跡。
    土石流は写真右手奥から流下して谷幅いっぱいに拡がり、ここでは右岸側(画面左)に乗り上げながら流下したように見える。

  • 写真11写真11

    小滝地区で発生した斜面崩壊。
    崩壊は谷地形が明瞭ではない斜面で発生し、下部では幅を拡大しつつ、浅い谷地形に土砂が集中して流下したため写真左手の擁壁が損壊している。

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