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「自治体スマエネ補助金検索サービス」を提供開始 約2,000件の国や地方自治体の創・蓄・省エネ関連補助金を網羅 ~クラウド 型太陽光・蓄電池提案ツール「エネがえる」契約企業向けに無償提供~
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お知らせ
2015/03/06
導入実績
分野 | 森林 |
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プロジェクト名 | 持続的自然資源管理プロジェクト |
期間 | 2015年12月~2020年8月 |
実施スキーム | 技術協力プロジェクト(JICA) |
ベトナムの森林率は、農地転換や違法伐採等により1995年に28%まで減少した後、植林・森林再生・森林保全政策によって40%近くまで回復してきましたが、森林面積だけではなく森林の質の向上や持続的管理が求められています。また、人口の約30%(約2500万人)が森林等の自然資源に依存した生活を送っており、自然資源の持続的な管理は、生物多様性の保全、水源涵養、防災、気候変動対策といった環境保全の観点のみならず、グリーン成長や貧困削減、地方開発においても重要な課題であると位置付けられます。(写真:土地利用マップ作成と土地利用計画策定のワークショップ)
このような状況下において、本プロジェクトは政策立案と持続的森林管理の実施の両面における支援を視野に「持続的自然資源管理に必要な国家の能力が強化される」ことを目標に、実施されることとなりました。
プロジェクトでは、ディエンビエン省、ライチャウ省、ソンラ省、ホアビン省においてパイロットサイトを選定し、REDD+行動計画の実施を支援しました。REDD+とは、森林の減少や劣化を抑制することによって温室効果ガス排出量を削減することです。また、生物多様性の保全の取り組みとして、重要な生態系地域であるランビエン生物圏の管理・運営体制の整備を図りました。
これらの活動で得られた情報は、森林管理情報システムや国家生物多様性データベースにおいて共有し、さらに、これらのシステムの維持管理と利活用を通じて、同国の自然資源管理に関する主要政策の形成と実施促進を支援しました。
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