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Google Maps Platform ブログ

医療機関でも活用できるGoogle Maps Platform

2019/12/03

コラム

■旅行者や高齢者が増えている時代に便利な医療機関検索が役立つ

日本には海外からの旅行者が増大し続けるとともに、高齢化により高齢者だけでの外出やレジャーを楽しむ方も増えています。
旅先で急に具合が悪くなったり、高齢者が持病の症状が出たり、急な腰痛を感じたり、気分が悪くなったとき、近くにある病院やクリニックをすぐに検索できると便利です。

■マップ上に位置情報を正確にプロット

Google Maps Platformでは、地上のおよそ99%をカバーしていると言われるMapsがあります。多数のデータソースから1日あたり2,000万件以上の最新の位置情報を更新しているため、正確で常に新しい位置情報をリアルタイムに取得できるのが便利です。

具合が悪くなったとき、不正確な情報で行ったり来たりさせては患者さんも大変です。マップでは、病院やクリニックの位置情報を正確に埋め込めこむことができます。

また、全方位カバーのストリートビュー機能も備わっていますので、医療機関の施設の外観や周辺環境も確認ができ、たどり着きやすくなります。
マップで表示される画像やマーカーはカスタマイズすることができます。運営している病院やクリニック毎に、独自のコンテンツや画像でご案内するといったことが可能です。

■診療科や診療時間などを表示

Google Maps PlatformのPlaces機能を使えば、病院やクリニックの詳細情報をMap上に案内できます。
開いているエリア上で医療機関を探したい人は、診療科や診療時間などを参考に今すぐ行ける医療機関や、自分がかかりたい診療科がある医療機関を探すことができます。
また、医療機関に対する評価や口コミを表示させる機能もあるため、サービス向上や、集患などに活用することが可能です。

■最適なルートを案内できる

Google Maps PlatformのRoutes機能があれば、患者がいる地点から医療機関までの最適なルートを案内することができるようになります。その時点でのリアルタイムな交通状況をもとに今いる場所や自宅や職場などの指定の場所から目的地まで、最も早く到着するルートを表示可能です。車や徒歩など移動手段ごとの最適なルートの案内で、かつ渋滞などの交通状況を加味して最適なルートの算出や、所要時間を推定できます。

近年は救急車を手配するまでではない状態の場合、自分でタクシーや家族のマイカーを使って医療機関に行くことが推奨されていますが、そうした際にも医療機関に伝えることで、医療機関側は到着時刻を参考に準備をしたり、先に優先したいほかの患者の治療にも余裕を持ってあたったりすることができ、時間を無駄にせず効率的な業務が可能となります。

■多様なAPIを活用して経営の効率化が図れる

大きな病院はもちろんですが、医療機関には歯科や内科、胃腸科や整形外科に耳鼻咽喉科や皮膚科、眼科と個人クリニックも数多く存在しています。個人クリニックでは経営にあたる医師が1人であることや、運営にあたり、広報担当者などもいるケースはほとんどなく、看護師と医療事務職員が数名いる程度です。

Google Maps Platformに備えられた多様なAPI機能を利用することで、利便性の向上や、集患に低コストで取り組むことができます。経営効率の向上と来院数アップに活用してはいかがでしょうか。

Google Maps Platform
Google Maps Platform は、無償版では規約上利用できなった有料サイトや会員制サイト、イントラネット、独自アプリなどでも API を利用できる有償版のサービスです。
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