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Google Maps Platform ブログ

Google Maps Platformへの進化と車両の利用に便利な手段

2020/01/09

コラム

■進化してビジネスでの活用の幅が広がった

Google Maps は、店舗検索サービスなどの経路案内や企業HPのアクセスページでも利用されており、スマートフォンで日常的にインターネットを使う現代人にとって欠かせないサービスとなっています。世界中で愛用されていると言っても過言ではないGoogle MapをWebサイトに反映させるために使われるのが、Google Maps APIという機能でした。Google Mapの機能の一部を開放して、その機能をカスタマイズして使えるようになっていて、誰もが簡単にGoogle Mapの機能をサイトに搭載できます。

進化してビジネスでの活用の幅が広がった
たとえば、お店のホームページでアクセスの案内ページを見ると、Google Mapが貼り付けられていたり、現在地や発着地からのルート表示ができたりするようになっているのがそのケースです。気軽で便利なGoogle Maps APIですが、その機能の利便性はそのままに、さらに使いやすく進化したのがGoogle Maps Platformです。

Google Maps APIにはそれぞれ用途が異なる18のAPIが用意されていました。豊富な機能は魅力ではあったものの使いにくい部分や使い分けが難しい部分もありました。そこで、Google Maps Platformでは機能をMaps、Places、Routesのわかりやすい3つのカテゴリに統合し、よりわかりやすく使いやすく進化を遂げたのです。

■車両配備に有効活用されているGoogle Maps Platform

Google Maps Platformは旅行者や一般の方がGoogle Mapのアプリをスマホで開いたときに、近隣にある飲食店やショップ、ホテルやクリニックなどのスポットを表示するとともに、事前に登録しているお店の情報を表示して、来客促進にも役立ちます。

中でもGoogle Maps Platformで成果を上げているのがタクシーの配車アプリです。タクシーでは空車のタクシーとタクシーの配車を希望している顧客をスムーズに結びつけるのはもちろん、依頼後にタクシーを待っている間、今どこを走っていてどのくらいで到着するのかがアプリを使って確認できるのが便利です。Google Mapにピンを立てることで乗車位置を指定でき、どれくらいの時間で到着するか表示でき、タクシードライバーにとっても利用する顧客にとっても便利で無駄がありません。空車のまま街を流してばかりだった流しのタクシーも、効率的に客をピックアップできるようになり、空車の無駄がなくなり売上もアップできます。

■カーシェアリング事業にも役立つ

近年はエコ意識やマイカーを持たない人の増加により、カーシェアリング事業も盛んになってきています。カーシェアリング事業では空いている車がどこにあるのか、近くにすぐに使える空き車両があるか、空き待ちの際にはどのくらいで利用中の車が戻ってくるのか、車の使用状況を効率よく確認できることがポイントになります。

こうした車の最新の情報を、どこにいてもすぐに手軽に確認できるかが重要です。スマホのアプリを使って、今いる位置からすぐに利用可能なカーシェアリングのステーションを検索することができれば、シェアリングサービスを利用する人も増え、リピート率も増えることでしょう。

カーシェアリング事業者はGoogle Map上に、提携している駐車場やステーションにおける車の使用状況をリアルタイムで表示させることが可能です。今の時代は多くの人がスマホを持ち歩き、スケジュールを決めての事前の予約ではなく、必要になったときに今すぐ使いたいニーズに応えてくれるカーシェアリングサービスに期待を寄せています。

マイカーのように気軽に使えるようになれば、会員数も増加するなど、売上アップや車両の効率利用にもつながります。せっかくシェアリングサービスを始めても利用者数や頻度が伸びなければ、ステーション数も思うように増やせません。一方でステーション数や車両が増えなければ、利用者数も上がりませんので、Google Maps Platformの導入で効率的な車両利用を加速させたいものです。

Google Maps Platform
Google Maps Platform は、無償版では規約上利用できなった有料サイトや会員制サイト、イントラネット、独自アプリなどでも API を利用できる有償版のサービスです。
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