English

MIRAIT ONE GROUP

気候変動政策ブログ・環境通信

PFASの社会動向と国際航業の取り組み

2024/08/01

お知らせ

国内におけるPFAS(有機ふっ素化合物)問題への認知度が高くなっている昨今の状況を鑑み、製造業等の企業様を対象として、PFAS問題の現状と規制動向等の最新情報、さらに国際航業のこれまでの調査・対策実績の紹介をおこないます。

概要

イベント名

PFASの社会動向と国際航業の取り組み

開催日・開催期間

2024年8月30日(金曜日) 13:00~13:45
2024年8月31日(土曜日) 11:00~11:45
2024年9月2日(月曜日) 16:00~16:45

開催場所

Webセミナー
※通信環境のよい場所でご視聴ください。

参加費用

無料(事前登録制)

主催

国際航業株式会社

対象者

・国内に工場を持つ製造業の環境部署のご担当者様
・PFAS (PFOS・PFOA)の規制状況・今後の動向をウオッチしたい方

イベント詳細

昨今、テレビや新聞などで、PFASに関連した番組や記事を見る機会も増え、メディアや一般の方々の関心も高まり、不安視する声も聞かれます。
皆様も『PFAS (PFOS・PFOA)』に対し、「何等かの対応の検討が必要では?」と感じられている方も多いのではないでしょうか?
国際航業の環境通信(メールマガジン)でもこれまで何度かPFASについてお伝えしておりますが、この度、Webでのセミナーであらためて、PFASに関する規制の行方や対応方法などをお伝え致します。

PFAS (PFOS・PFOA)とは?

PFASは人工的に作られた有機ふっ素化合物の総称で、10,000種類以上あるといわれています。水や油をはじき熱に強いという特性があり、1940年代から産業利用されており、焦げつきにくいフライパンや防水服、食品の包み紙、航空機やコンビナート火災等で使われる泡消火剤、半導体製造工程等、幅広く利用されています。
また、難分解性で残留性が高いことから、PFOS・PFOA・PFHxSは POPs条約の対象となっており、国内でも化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律で厳しくその利用が規制されています。更に、POPs条約では長鎖のPFCAの規制物質への追加も検討されています。

PFOS・PFOAの国内の法規制

水道法において2020 年に PFOS、PFOA を水質管理目標設定項目に位置付け、また環境省においても水質汚濁防止法における要監視項目に追加し、指針値(暫定) 【PFOS及びPFOAの合算値で0.00005mg/L以下(50ng/L※以下)】を設定、PFHxSを要調査項目に指定しています。
また、2023年2月1日には、水質汚濁防止法の施行令の一部が改正され、 PFOS・PFOA等が指定物質に追加され、事故時の措置・届出の対象となりました。更に、PFOS・PFOAについては水道水質基準への格上げも検討されています。

このような規制動向や調査事例の増加を受けて関心が高まるPFAS問題について、その基本的な話から、対応手法、国際航業における実績等を紹介します。

【プログラム】

1.挨拶(3分)
2.説明内容(30~40分)
 ・有機ふっ素化合物(PFAS)およびPFOA・PFOSとは
 ・国内外規制の行方
 ・環境中での検出状況と土壌・地下水中での挙動特性
 ・国際航業の調査・対応実績
  調査技術及び調査における留意点(深度別地下水調査、三次元可視化)
  汚染地下水の処理(粉末活性炭添着プリーツフィルター)
  原位置浄化(電気発熱法を用いた熱活性過硫酸、アルカリ注水・揚水法)
3.質疑回答(後日回答)

講師紹介

国際航業 環境リスク部 今井 由香里

お申し込み方法

お申し込みについて

こちらの申し込みは終了しています。

お問い合わせ先

国際航業株式会社 法人営業部
Mail:kankyo-solution@kk-grp.jp