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気候変動政策ブログ・環境通信

環境通信 Vol.122 Monthly Report

2015/08/01

コラム

Monthly Report

営業本部 法人営業部 環境サービスグループ 黒田康平

7月31日(金)に開催いたしました 企業リスク低減セミナー「土壌汚染だけじゃない!低減すべき企業リスクとは??」は、お陰様をもちまして、盛況のうちに終了することが出来ました。
ご多忙の中、ご参加頂いた皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。
本セミナーでは「災害(防災)」「環境」「エネルギー」という3つのテーマから、最近の動向や弊社が持つ技術サービスについて、ご紹介をさせて頂きました。

■「災害」テーマでは「立地診断による災害リスク評価」「地図によるサプライチ ェーンリスクの見える化」「風況シミュレーションを用いた周辺影響評価」について講演しました。記入頂いたアンケートによれば、7割超の企業にてBCPの策定が完了しているとのことで、各企業のBCPへの認識の高さを知る結果となりました。

■「環境」テーマでは「操業中の工場における計画的な原位置浄化」「M&Aにおける環境リスクマネジメント」「海外の環境法規制動向」について講演しました。本セミナーには環境分野のご担当者様に多くご参加頂きましたが、ご紹介した電気発熱法(新しい原位置浄化手法)に高い関心と多くのご質問を頂きました。実績・経験の積上げ途上ではありますが、VOC等の浄化が長く継続している企業にとっての解決策となるよう、引き続き技術研鑽をして参りたいと思います。また、海外の環境法規制についても、環境監査等のため高い関心があることが分かりました。これも中国や東南アジアを始め、最新情報の収集に引き続き努めて参りたいと思います。

■「エネルギー」テーマでは「グリーンエネルギーの最新動向とICTを活用したエネルギーマネジメント」「災害対応型太陽光発電設備の検討」「小水力発電の可能性」についてお話をしました。アンケート結果から、およそ半数の企業で太陽光発電を導入しており、その半数程度は遊休地の有効利用策として活用していることが分かりました。
また、全体の1割強の企業ではバイオマス発電を導入しているとのことで、太陽光以外の対応も普及している様子がうかがえました。

当社では、企業の環境経営をサポートしております。
詳しくは下記アドレスをご覧いただきまして、お気軽にお問い合わせください。
http://biz.kkc.co.jp/kankyo/

担当は、法人営業部環境サービスグループ 黒田康平でした。