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2025-06-23
リリース
ネクストエナジー・アンド・リソースが国際航業の「エネがえるAPI」を導入 〜 複数ツールによるシミュレーション結果のばらつき課題を解決 月間5,000件超の活用事例に〜
2025-01-21
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2025-06-25
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2025-04-03
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2025-07-16
お知らせ
2025/07/16
リサーチ
太陽光・蓄電池の経済効果診断「エネがえる(https://www.enegaeru.com/)」を提供する国際航業は、太陽光・蓄電池システムの導入を検討している企業の経営者・役員、担当者111名を対象に、太陽光・蓄電池システム需要家のBPO活用ニーズ調査を実施しましたので、お知らせします。
※調査結果については、後述する条件を順守することでご利用いただくことができます。
調査名称:太陽光・蓄電池システム需要家のBPO活用ニーズ調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2025年6月13日~同年6月14日
有効回答:太陽光・蓄電池システムの導入を検討している企業の経営者・役員、担当者111名
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。
≪調査結果の利用条件≫
1 情報の出典として「エネがえる運営事務局調べ」を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.enegaeru.com/
「Q1.あなたの会社での太陽光・蓄電池システムの導入検討において、現在課題を感じていますか。」(n=111)と質問したところ、「非常に課題を感じている」が9.0%、「やや課題を感じている」が77.5%という回答になりました。
Q1で「非常に多くの課題を感じている」「ある程度課題を感じている」と回答した方に、「Q2.太陽光・蓄電池システムの導入検討において、どのような課題を感じていますか。(複数回答)」(n=96)と質問したところ、「最適な設備容量の算出が分からない」が55.2%、「補助金や各種申請手続きが煩雑」が44.8%、「設置場所や設計の検討が複雑」が35.4%という回答になりました。
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、太陽光・蓄電池システムの導入検討で課題に感じることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=96)と質問したところ、「長期利用に関する維持管理費が不透明で不安が大きい」や「売電価格」など、40の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
「Q4.太陽光・蓄電池システムの経済効果試算(投資回収年数・削減効果等の計算)について、どのような検討スタイルを最も望みますか。」(n=111)と質問したところ、「販売会社の提案を参考にしつつ、自社でも検証したい」が64.0%、「販売会社の提案資料で十分だと思う」が17.1%という回答になりました。
Q4で「自社で主体的に試算・検討を行いたい」「販売会社の提案を参考にしつつ、自社でも検証したい」と回答した方に、「Q5.自社で経済効果試算や検討を行いたい理由を、具体的に教えてください。(複数回答)」(n=86)と質問したところ、「自社の実情に合った詳細な条件で検討したいから」が50.0%、「複数の選択肢を客観的に比較検討したいから」が46.5%、「投資判断に必要な詳細な分析をしたいから」が40.7%という回答になりました。
Q4で「自社で主体的に試算・検討を行いたい」「販売会社の提案を参考にしつつ、自社でも検証したい」と回答した方に、「Q6.現在、経済効果試算はどのように対応していますか。」(n=86)と質問したところ、「外部の専門サービス(販売会社以外)に依頼している」が58.1%、「既に自社内で対応している」が19.8%、「これから自社で取り組む予定」が19.8%という回答になりました。
Q6で「既に自社内で対応している」と回答した方に、「Q7.経済効果試算の作成に、1回あたり平均してどのくらいの時間がかかっていますか。」(n=17)と質問したところ、「半日程度」が41.1%、「1日程度」が35.3%という回答になりました。
Q6で「既に自社内で対応している」「これから自社で取り組む予定」と回答した方に、「Q8.経済効果試算を自社で行う際に、困難を感じる(感じそうな)点があれば、具体的に教えてください。(複数回答)」(n=34)と質問したところ、「投資回収年数の計算」が58.8%、「最適な設備容量の算出」が50.0%、「将来の電気料金予測の設定」が41.2%という回答になりました。
「Q9.太陽光・蓄電池システムの設計業務(設置容量・配置設計等)について、どのような検討スタイルを最も望みますか。」(n=111)と質問したところ、「販売会社の提案を参考にしつつ、自社でも検証したい」が61.3%、「販売会社の提案で十分だと思う」が18.9%という回答になりました。
Q9で「自社で主体的に設計・検討を行いたい」「販売会社の提案を参考にしつつ、自社でも検証したい」と回答した方に、「Q10.設計業務を自社で行う際に、困難を感じる(感じそうな)点があれば、具体的に教えてください。(複数回答)」(n=84)と質問したところ、「屋根や設置場所の構造的制約の考慮」が60.7%、「設置容量と発電効率の最適化」が44.0%、「電気設備との接続・配線設計」が34.5%という回答になりました。
「Q11.あなたは、太陽光・蓄電池システムの導入検討における専門的な業務の外部委託は有益だと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「非常にそう思う」が13.5%、「ややそう思う」が72.1%という回答になりました。
Q11で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q12.以下の業務に関して、外部委託できるとしたら1回あたりどのくらいの価格であれば利用してもよいと思いますか。」(n=95)と質問したところ、電力使用データ分析・整理は、「1万円〜3万円未満」で40.9%、各種申請手続き代行は、「3万円〜5万円未満」で37.8%などという回答になりました。
今回は、太陽光・蓄電池システムの導入を検討している企業の経営者・役員、担当者111名を対象に、太陽光・蓄電池システム需要家のBPO活用ニーズ調査を実施しました。
まず、86.5%が、太陽光・蓄電池システムの導入検討において何らかの課題を感じており、その課題として「最適な設備容量の算出が分からない」が55.2%で最多となりました。経済効果試算の検討スタイルについては、「販売会社の提案を参考にしつつ、自社でも検証したい」との声が64.0%で最も多く、「自社で主体的に試算・検討を行いたい」の13.5%と合わせると、77.5%が自社での検討を希望していることが明らかになりました。自社で検討したい理由としては、「自社の実情に合った詳細な条件で検討したいから」が50.0%、「複数の選択肢を客観的に比較検討したいから」が46.5%となっています。一方で、太陽光・蓄電池システムの導入検討における専門的な業務の外部委託については、85.6%が「有益」と評価しており、具体的な業務の外部委託ニーズについては、電力使用データ分析・整理業務を「1万円〜3万円未満」であれば委託したいという声が40.9%で、最も多い割合でした。
今回の調査では、企業の脱炭素化が求められる中、太陽光・蓄電池システムの導入検討において多くの企業が自社での主体的な検証を望んでいるものの、専門知識やリソース不足といった課題を抱えていることが明らかになりました。販売会社の提案だけでは満足できず、自社の実情に合った詳細な検討を求める一方で、電力使用データ分析・整理や太陽光・蓄電池システム関連の申請手続きなどの専門業務については、外部委託のニーズが高いという実態が浮き彫りになりました。このような状況下では、企業の自立的な意思決定を支援しながら、専門性の高い業務をサポートするBPOサービスが、太陽光・蓄電池システムの導入促進と企業の脱炭素化推進において重要な役割を果たすと考えられます。
「エネがえるBPO/BPaaS」は、再生可能エネルギー導入業務を丸ごと外部委託できるサービスです。単発従量課金(1件10,000円〜)・Web発注・最短即日納品という業界最高水準の柔軟性と即応性を兼ね備え、再エネ事業者・自治体・金融機関などの多様なニーズに対応します。
<特徴>
1.設計支援・レイアウト作図代行
シミュレーション前に必須となる太陽光発電システムの基本設計、図面レイアウト作成を代行
2.経済効果シミュレーション・診断レポート作成
経済効果シミュレーター「エネがえる」を基盤に、試算を迅速・高品質で代行(単発、大量一括に対応)
3.補助金・系統連系申請代行
再エネ補助金・経産省申請業務を専門チームが代行
4.教育研修(オンライン/オフライン対応)
太陽光(蓄電池)の「基礎研修・応用研修」、「エネがえる操作」に特化した操作研修を提供
※その他、系統用蓄電池事業性評価の試算、全国各地でのEPC、O&Mコーディネート等拡張予定
詳しくはこちら: https://faq.enegaeru.com/ja/articles/10693356
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