カテゴリ別 最新ニュース
2025-06-16
リリース
エクソルが太陽光発電シミュレーションシステムに国際航業の「エネがえるAPI」を導入 〜 シミュレーション時間を大幅短縮し、より精度の高い自家消費太陽光発電の提案を実現 〜
2025-01-21
イベント/セミナー
2025-04-01
経営/財務
2025/05/26
リサーチ
太陽光・蓄電池の経済効果診断「エネがえる(https://www.enegaeru.com/)」を提供する国際航業は、太陽光・蓄電池システムの提案・販売に携わる事業者・担当者110名を対象に、太陽光/蓄電池の経済効果シミュレーション業務の課題とBPO活用ニーズ調査を実施しましたので、お知らせします。
※調査結果については、後述する条件を順守することでご利用いただくことができます。
調査名称:太陽光・蓄電池の経済効果シミュレーション業務の課題とBPO活用ニーズ調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2025年4月24日
有効回答:太陽光・蓄電池システムの提案・販売に携わる事業者・担当者110名
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。
≪調査結果の利用条件≫
1 情報の出典として「エネがえる運営事務局調べ」を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.enegaeru.com/
「Q1.あなたのお勤め先での、太陽光・蓄電池システムの販売・提案活動における現在の課題感を教えてください。」(n=110)と質問したところ、「非常に多くの課題を感じている」が35.5%、「ある程度課題を感じている」が52.7%という回答になりました。
「Q2.販売・提案活動において、特に工数(時間や労力)がかかると感じる業務フェーズを教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「ヒアリングや現地調査」が41.8%、「電力需要データ(30分値デマンド)の入手」が37.3%、「システム設計(容量算出・屋根割付など)」が29.1%という回答になりました。
「Q3.あなたの職場の人たちは、太陽光発電や蓄電池についての知識が十分だと思いますか。」(n=110)と質問したところ、「全くそう思わない」が4.5%、「あまりそう思わない」が40.1%という回答になりました。
Q3で「全くそう思わない」「あまりそう思わない」と回答した方に、「Q4.その理由を具体的に教えてください。(複数回答)」(n=49)と質問したところ、「製品や技術の進化が速く、知識のアップデートが追いつかないから」が44.9%、「専門知識のある人材を採用できていないから」が38.8%、「研修に割く時間的余裕がないから」が30.6%という回答になりました。
「Q5.研修・教育に関して、外部委託できるとしたら1回あたりどのくらいの価格であれば利用してもよいと思いますか。該当する価格帯をそれぞれ選んでください。」(n=110)と質問したところ、太陽光発電の基礎知識を学べるオンライン研修(eラーニング含む)は「1万円〜3万円未満/回」が31.0%、自社内で継続利用できる教育用動画コンテンツの提供は「1万円〜3万円未満/回」が28.3%などという回答になりました。
「Q6.太陽光や蓄電池の設計業務(容量算出・屋根割付など)は、主に現在どのように対応していますか。」(n=110)と質問したところ、「自社内で対応している(Excelや手作業で作図・レイアウト)」が35.5%、「自社内で対応している(CADや専用ソフト・サービスを活用)」が40.8%という回答になりました。
Q6で「自社内で対応している(Excelや手作業で作図・レイアウト)」「自社内で対応している(CADや専用ソフト・サービスを活用)」と回答した方に、「Q7.太陽光や蓄電池の設計業務において感じている課題があれば、具体的に教えてください。(複数回答)」(n=84)と質問したところ、「太陽光や蓄電池の容量の最適化方法が分からない」が66.7%、「設計後の提案資料作成が負担」が33.3%、「屋根に対する割付作業に時間がかかる」が27.4%という回答になりました。
Q6で「自社内で対応している(Excelや手作業で作図・レイアウト)」「自社内で対応している(CADや専用ソフト・サービスを活用)」と回答した方に、「Q8.設計業務に関して、外部委託できるとしたら1回あたりどのくらいの価格であれば利用してもよいと思いますか。該当する価格帯をそれぞれ選んでください。」(n=84)と質問したところ、屋根形状や方角をもとにした太陽光パネルの割付は、「5千円未満/回」が8.3%、「5千円~1万円未満/回」が27.5%、高圧・低圧など系統別に対応した設計パターンのシミュレーションは「5千円未満/回」が11.9%、「5千円~1万円未満/回」が20.2%などという回答になりました。
「Q9.お客様に対して、経済効果や投資回収に関する数値的なシミュレーションを提示することはありますか。」(n=110)と質問したところ、「ほぼ毎回提示している」が37.3%、「案件によっては提示している」が48.2%という回答になりました。
Q9で「ほぼ毎回提示している」「案件によっては提示している」と回答した方に、「Q10.シミュレーション資料の作成に関して、負担に感じている点があれば具体的に教えてください。(複数回答)」(n=94)と質問したところ、「キャッシュフロー(CF)の算出作業」が41.5%、「投資回収年数やROI、IRRを算出する計算式が煩雑」が35.1%、「電力会社のCSVデータの整形や変換作業」が33.0%という回答になりました。
「Q11.シミュレーション資料の作成とその後の営業に関して、1案件あたりどのくらいの価格であれば外部に委託してもよいと思いますか。該当する価格帯をそれぞれ選んでください。」(n=110)と質問したところ、顧客の電力データを活用した投資シミュレーションの作成は「5千円未満/回」が11.8%、「5千円~1万円未満/回」が20.9%、シミュレーション結果のExcel形式でのレポート作成は、「5千円未満/回」が10.9%、「5千円~1万円未満/回」が13.6%などという回答になりました。
「Q12.補助金や公的支援制度を活用する際に、どのような点で課題を感じますか。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「提出書類のチェックや修正に時間を取られる」が40.0%、「書類作成の内容や形式が分かりにくい」が34.5%、「顧客への説明が難しい」が30.9%という回答になりました。
「Q13.以下の補助金や公的支援制度に関する業務について、1案件あたりどのくらいの価格であれば外部に委託してもよいと思いますか。該当する価格帯をそれぞれ選んでください。」と質問したところ、METI・系統連系の申請手続きサポートは、「5千円未満/回」が13.6%、「5千円~1万円未満/回」が20.9%、補助金・助成金申請手続きサポートは、「5千円未満/回」が14.5%、「5千円~1万円未満/回」が10.0%などという回答になりました。
今回は、太陽光・蓄電池システムの提案・販売を行う事業者・担当者110名を対象に、太陽光・蓄電池の経済効果シミュレーション業務の課題とBPO活用ニーズ調査を実施しました。
まず、太陽光・蓄電池システムの販売・提案活動において、88.2%が「課題あり」と回答しています。特に工数がかかると感じる業務としては、「ヒアリングや現地調査」が41.8%、「電力需要データの入手」が37.3%、「システム設計」が29.1%と上位を占めています。また、職場の人たちの太陽光発電や蓄電池についての知識が不十分だと感じている回答者は44.6%で、その理由として「製品や技術の進化が速く、知識のアップデートが追いつかない」が44.9%、「専門知識のある人材を採用できていない」が38.8%が挙げられています。設計業務については、76.3%が自社内で対応していますが、その中で「太陽光や蓄電池の容量の最適化方法が分からない」という課題を66.7%が抱えています。経済効果や投資回収のシミュレーションについては、「キャッシュフローの算出作業」(41.5%)や、「投資回収年数やROI、IRRを算出する計算式が煩雑」(35.1%)に負担を感じているようです。最後に、補助金関連では「提出書類のチェックや修正に時間を取られる」(40.0%)といった課題が挙げられました。
今回の調査では、太陽光・蓄電池システムの提案・販売業務において、多くの事業者が様々な課題を抱えていることが明らかになりました。脱炭素社会への移行が加速する中、再生可能エネルギーへの注目は高まっていますが、その普及を担う現場では、専門知識やノウハウの不足、人材確保の難しさ、煩雑な業務プロセスなど、多くの障壁が存在しています。特に経済効果シミュレーションや補助金申請などの専門性が高く工数のかかる業務は大きな負担となっており、こうした状況を改善するためにBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の需要が高まっています。太陽光・蓄電池システムの普及を加速させるためには、現場の負担を軽減し、専門知識を補完できるサービスの活用が鍵となるでしょう。
「エネがえるBPO/BPaaS」は、再生可能エネルギー導入業務を丸ごと外部委託できるサービスです。単発従量課金(1件10,000円〜)・Web発注・最短即日納品という業界最高水準の柔軟性と即応性を兼ね備え、再エネ事業者・自治体・金融機関などの多様なニーズに対応します。
<特徴>
1.設計支援・レイアウト作図代行
シミュレーション前に必須となる太陽光発電システムの基本設計、図面レイアウト作成を代行
2.経済効果シミュレーション・診断レポート作成
経済効果シミュレーター「エネがえる」を基盤に、試算を迅速・高品質で代行(単発、大量一括に対応)
3.補助金・系統連系申請代行
再エネ補助金・経産省申請業務を専門チームが代行
4.教育研修(オンライン/オフライン対応)
太陽光(蓄電池)の「基礎研修・応用研修」、「エネがえる操作」に特化した操作研修を提供
※その他、系統用蓄電池事業性評価の試算、全国各地でのEPC、O&Mコーディネート等拡張予定
詳しくはこちら: https://faq.enegaeru.com/ja/articles/10693356
このページをシェア