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MIRAIT ONE GROUP

インフラ施設維持管理システム

インフラ施設の日常管理から長寿命化・老朽化対策まで一元的にサポート

概要

インフラの維持管理に関するデータ管理を効率化 Genavis Total infra-Asset (GTA) とは?

道路、道路施設、道路附属物、河川――。
 
クラウドシステム「Genavis Total infra-Asset(GTA)」は、多岐にわたるインフラ施設の維持管理データを、台帳と地図を中心に、施設管理(老朽化対策)と日常管理の2つの主要な業務フローに合わせて一元化します。これにより、維持管理業務フローに沿ったデータ駆動型の管理を実現し、業務の効率化を強力に推進することで、インフラ施設管理者や現場作業員の負担と手間を大幅に削減します。

機能紹介

施設管理機能(老朽化対策)

施設管理機能は、インフラ施設の維持管理に関する各種データを集約し、台帳や地図で一元管理する機能です。
情報の記録・整理・共有や調書等の作成をシステム化することで、業務負担の軽減や業務の標準化、意思決定の迅速化を支援します。

01
維持管理サイクルの循環

– 基本情報として、諸元や一般図等の情報を格納
– サイクルを回す上でシステム上不要な情報は、添付ファイルとして格納することで情報を集約
– 法定点検等の結果や修繕履歴は、登録支援ツールを活用することで一括取り込みができ、 確認・入力の手間や時間を削減

02
執行管理

– 点検や修繕の「計画」と「実施状況」を一覧表形式で可視化
– 実施状況の確認だけでなく、点検結果が一覧で表示されるため、状況を客観的に捉えることが可能

03
xROAD連携

– 点検・補修情報のxROADへの登録は、システムから登録用データをワンクリックで出力し提出可能
– xROADの仕様変更にも迅速対応
– API連携により更なる業務の効率化に貢献(令和7年度構築予定)

日常管理機能

日常管理機能は、電話や来庁、SNS等で日々寄せられる「通報・住民要望」、日常的な「パトロー ルで発見した事象や対応内容」、AIにより検出された舗装面の損傷情報を集約し、台帳や地図、 ダッシュボード等で一元的に管理する機能です。
インフラ施設で日々発生する異常に関する情報が一元化されるため、情報入力・管理・探索の手 間や時間の削減に貢献します。

01
住民通報等を管理

– GoogleMapsや道路台帳附図、路線網図等の重ね合わせで位置の特定が容易に
– 地図上にポイントを付与する際に、緯度・経度、路線名、町丁目を自動入力することができ、手間を削減
– クラウドシステムのため同時入力やオンライン回覧が可能となり、業務プロセスの削減にも貢献

02
通報アプリ(道路緊急ダイヤル(#9910)LINE通報や各自治体で運用中の通報システム)の内容も自動で反映

– 道路緊急ダイヤル(#9910)LINE:通知メールから情報を取得し、通報内容を台帳に整理
– 通報システム:既存の通報システムはAPI等の連携で通報内容を自動取得し、台帳に整理

03
現地調査アプリ(オプション)との連携

-現場で要対応箇所の位置情報確認
-巡回中に見つけた異常をその場で登録可能
-電話等で受け付けた情報に基づき、現場への作業指示と対応後の写真報告を通じて、現場状況の確認も可能

オプション機能

施設長寿命化支援ツール(シミュレーション)

– 長寿命化計画等の内容を再現したシミュレーションツールを構築
– システムの登録情報を基に計画の時点更新が可能
– シミュレーション結果はシステムに反映し、執行状況の管理が可能

Draw-AI with テレマティクスサービス

– 道路パトロールカーや公用車に取り付けたスマートフォンやドライブレコーダーで路面を撮影
– 撮影した画像は、通信機能を活用しシステムへ転送
  ポットホールの即時解析~翌朝までに解析結果の表示
– 他にも、AIを活用した舗装点検(ひび・わだち・IRI)、区画線剥離解析も可能

コールセンター(情報管理業務)

– 苦情要望の受付~内容精査~軽微な事象時には業者へ依頼まで実施
– 直接電話で受け付けた情報以外に、 道路緊急ダイヤル(#9910)LINE通報や各種通報アプリに関しても同様に対応
– 受け付けた情報はシステムに登録、 情報の蓄積により分析・業務検討等で活用可能に

導入事例

・埼玉県狭山市包括管理
 - 包括管理プラットフォームとしても利用可能
 - 詳細はこちら(https://www.mirait-one.com/info/001723.html
 
・令和6年度民間提案型官民連携モデリング事業 シーズ提案書(民間事業者)
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kanminrenkei/content/001736987.pdf
 
・建設工業新聞「建設DX」特集(2024年6月20日)

主な導入実績

秋田県、栃木県、奈良県、和歌山県、岡山県、鹿児島県
静岡市、浜松市、神戸市、福岡市、日光市、東広島市、鹿児島市

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