災害調査活動への取り組み
【速報】平成18年7月豪雨 九州南部豪雨災害 2006年7月
7月18日以降九州南部から近畿北部に伸びる梅雨前線上を低気圧が東へ進んだことによって、九州南部(熊本、鹿児島、宮崎県下)では以降数日の降雨量が1000mm(多いところでは7月の月降水量の2倍以上)を越える記録的な大雨となった。
このため直轄および県管理の河川では危険水位を越えるものが続出した上、川内川では計画高水位を越えるなどによって広範囲で浸水被害が発生した。また梅雨前線が活発な状態で停滞したこともあり、鹿児島県さつま町柏原で1時間に88mmの猛烈な雨を観測するなど各地で土砂災害も発生した。
国土交通省発表の災害情報(平成18年7月25日現在)によれば、川内川沿川のえびの市、菱刈町、薩摩川内市などでおよそ2200戸以上が浸水したほか、球磨川その他県管理河川の沿川各所で床上床下浸水が多発した。また土石流2件、地すべり2件、がけ崩れ64件の土砂災害が発生し、死者・負傷者10名、全壊家屋13戸にのぼる被害が発生した。
平成18年7月25日に国際航業株式会社・株式会社パスコの2社共同で、熊本・鹿児島県下の7市町村14地区の斜め写真を約50枚撮影いたしましたので、その一部を掲載いたします。
弊社の所有する資料・技術が、現地復旧及び安全の確保に、少しでもお役に立てれば幸いです。
このたび、被災された方々には、心からお見舞申し上げるとともに、被災地の1日も早い復興を願っております。
※平成18年7月26日に気象庁は、平成18年7月15日から24日に発生した豪雨について、「平成18年7月豪雨」と命名しました。
※26日と27日にも撮影を行いましたので、写真を追加掲載しました。
写真撮影位置図
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- 1.さつま町付近
- 2.湧水町(栗野庁舎)
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- 1.さつま町宮之城屋地
- 2.鶴田ダム
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- 1.薩摩川内市下手城北付近
- 2.菱刈町下手付近
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- 1.米ノ津川
- 2.平良川
- 3.野田川
- 4.内田川
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- 1.出水市昭和町付近【浸水】
- 2.出水市今木場付近【土石流】
- 3.出水市高尾野ダム付近【崖崩れ】
- 4.さつま町宮之城屋地地区【浸水】
- 5.さつま町山宮之城山崎付近【浸水】
- 6.さつま町薩摩岩元・薩摩新地付近【法面崩壊】
- 7.さつま町鶴田鶴田付近【護岸浸食】
- 8.薩摩川内市中村町付近【浸水】
- 9.薩摩川内市横座トンネル付近【路肩崩壊・陥没】
- 10.菱刈町永池付近【法面崩壊】
- 11.菱刈町徳辺付近【崖崩れ】
- 12.菱刈町前目付近【溢水】
- 13.大口市里付近【崖崩れ】
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1.玉東町木葉付近【崖崩れ】
※背景は弊社の地図データベース「PAREAシリーズ」 を使用しています。
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