2020/07/14
製品情報
アメリカに本社を置くMapboxは、2019年7月に日本に参入しました。Mapboxは世界中で人気の地図サービスですが、どのような特徴があるのでしょうか。今回は、Mapboxの地図サービスの特徴と、メリットをまとめて紹介します。
まずは、Mapboxの地図サービスの主な特徴について紹介します。
Mapboxで表示される地図は、ベクター形式でデータを保有しているので、ユーザーのニーズや目的に合わせて自由自在にカスタマイズが可能です。表示色やフォントのカスタマイズはもちろん、多種多様なAPIによりルート検索やジオコーディングも実装できます。
Mapboxは、130以上のプロバイダから様々なデータの提供を受けています。それらのデータには、地形や建物の情報だけでなく、気象情報や渋滞情報なども含まれています。Mapboxの地図サービスを利用することで、地図以外にも有益な情報を使うことができるのです。
Mapboxは、全世界で5億人を超えるユーザーのリアルタイムGPS情報を収集しています。これらのデータは、匿名性は守られつつも地図情報の更新に役立てられています。例えば、GPS情報を活用して今までになかった道路を見つけることが可能です。
Mapboxの地図サービスの元となる地図情報は、ゼンリン社が提供しています。ゼンリン社といえば、現地を目視で確認して調査を行う「現代の伊能忠敬」とも称されるデジタル地図調製業者です。正確な調査に基づいて作成された、見た目にも美しい地図が高い評価を得ています。
続いては、Mapboxの地図サービスを導入することにより得られるメリットについて考えていきましょう。
Mapboxには、モバイル端末向けのSDKが用意されているため、組み込みが簡単に行えます。iOS、Android用のそれぞれの開発ツールが用意されているため、デバイスに合わせて導入可能です。
Mapboxのスタイルのカスタマイズは、Mapbox Studioという無料のアプリケーションを利用して行うことができます。フォントや表示色の変更だけでなく、データの取り込みや描画ツールを利用したカスタムも可能です。
コーティングの知識が無くても、Mapboxの特徴を最大限に生かして利用することができます。
今回は、Mapboxの地図サービスの特徴や、導入するにあたってのメリットを紹介してきました。SDKの組み込みやカスタマイズが簡単で誰でもオリジナルな地図が作れるなどのメリットが多数存在します。今後は日本でのサービスやサポート体制も整っていくことが期待されています。 国際航業はMapboxサービスの正規販売代理店です。プランの詳細や料金などについては、お問い合わせフォーム、もしくはお電話でお問い合わせください。
お客様に合わせたプランをご案内させていただきます。
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