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Google Maps Platform ブログ

Google Maps Platformにて新たな3つのAPIが発表されました!

2023/09/12

製品情報

先日米国にて開催されましたGoogle Cloud Next ‘23にて、Google Maps PlatformのMaps・Routes・Placesに加え新しいAPI群「Enviroment」が発表されました!
SDGsへの取り組みや環境への配慮が重要視されてきている中での発表ですので、様々な分野で注目されています!

今回Googleが発表した「Environment 」は「Air Quality API」「Solar API」「Pollen API」の環境に沿ったAPIから作られています。

早速それぞれのAPIの特徴を説明いたします。

Air Quality API

Air Quality APIは、世界中の約5億箇所の場所で計算された現在と過去の大気質のデータがリクエストできて、それだけでなく100カ国を最大500メートルの解像度で取得ができます!

特徴は5つ

  • リアルタイム情報:1時間ごとのリアルタイムの大気質の提供
  • 時間ごとの履歴:特定の場所における過去30日間分の大気質情報の提供
  • ヒートマップ:大気質指数と汚染物質に色分けされたタイルを提供
  • 健康に関する推奨事項:子供、高齢者、妊娠中の女性、アスリート、疾患のある方など、一般の人々より感度の高いグループに役立つ推奨事項の提供
  • 汚染物質の詳細:汚染物質に関する詳細情報、主に汚染物質、濃度、発生源、影響度がハイライト表示で提供

ヘルスケア企業のみならず自動車関連企業などでも活用できるのではないかと思います。是非以下のリンクよりデモなどをみて検討してみてください!

関連リンク

Solar API

Solar APIは、太陽光発電パネルの設置を加速させるサポートを提供するサービスです。
Solar APIに集約された建物情報や太陽光発電のポテンシャルについての詳細情報を活用によって実際に現地まで訪問し測定していた時間や労力の削減することはもちろん、これまでのサービスに付加価値をつけて提案までできてしまいます!

Solar APIは2つのサービスエンドポイントを提供します。

  • Building Insights:建物の場所、寸法、太陽光発電のポテンシャル情報を提供します。
  • Data Layers:場所の周辺地域に関する未加工の太陽光の詳細情報を提供します。

関連リンク

Pollen API

Pollen APIは、花粉の飛散に関する予測データや花粉の種類など詳細情報を提供するサービスです。
こちらは、花粉で苦しんでいる筆者としても大変注目しているサービスです!
Pollen APIを活用することで花粉に関する適切な情報を提供できますので日々の行動リスクを最低限に制限した行動を提案できてしまいます!

主な特徴

  • 世界共通花粉指数:世界65か国以上の1×1㎢グリット上で季節に応じた花粉量と1日当たりの花粉量の提供
  • 種類:世界中の最大15種の木、草、雑草の花粉に関する詳細情報の提供
  • ヒートマップ:花粉レベルをヒートマップで表示
  • 花粉予測:特定の場所の最大5日間の毎日の花粉予測を提供
  • アレルゲン情報:種類、季節、形、色、交換反応などの詳細情報を提供
  • パーソナライズされた推奨事項:さまざまなアレルゲンへの対応方法の提供

日本においても、花粉に悩まされている人々が多くいる中で地域レベルでの情報を提供してくれるPollen APIの活用はさまざまな機会においてキーになるかと思います!
こちらは残念ながらまだ未ローンチです、近日中にローンチされますのでローンチされましたら是非活用していきたいですね!

関連リンク

今回紹介いたしました「Enviroment API」について、「Air Quality API」と「Solar API」は日本も対象となっております。
環境への取り組みが重要視されてきている中、このようなAPIは活用するしかありません!アイデア次第で幅広い活用が期待できます!是非ご活用・ご検討ください!!

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