2023/09/11
リサーチ
太陽光・蓄電池の経済効果診断「エネがえる(https://www.enegaeru.com/)」を提供する国際航業は、太陽光を設置している方と太陽光&オール電化を導入している方105名を対象に、 家庭での停電対策に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
※調査結果については、後述する利用条件を順守することでご利用いただくことができます。
調査概要:家庭での停電対策に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年8月22日〜同年8月24日
有効回答:太陽光を設置している方と太陽光&オール電化を導入している方105名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪調査結果の利用条件≫
1.情報の出典元として「エネがえる運営事務局調べ」と明記してください。
2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.enegaeru.com/
「Q1.あなたは、家庭で防災対策を行っていますか。」(n=105)と質問したところ、「行っている」が50.5%、「行っていない」が43.8%という回答となりました。
Q1で「行っている」と回答した方に、「Q2.あなたが家庭で行っている防災対策を教えてください。(複数回答)」(n=53)と質問したところ、「食料・飲料などの備蓄」が79.2%、「停電対策」が56.6%、「非常用持ち出しバッグの準備」が52.8%という回答となりました。
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、あなたが家庭で行っている防災対策があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=53)と質問したところ、「自治体の情報活用」や「ガソリンは常に半分以上は入れている」など35の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
「Q4.あなたは、災害時に起こった電で困った経験がありますか。」(n=105)と質問したところ、「何度もある」が5.7%、「数回程度ある」が24.8%、「一度だけある」が18.1%という回答となりました。
Q4で「何度もある」「数回程度ある」「一度だけある」と回答した方に、「Q5.災害時の停電でどのような事に困りましたか。(複数回答)」(n=51)と質問したところ、「照明がつかず部屋が暗い」が68.6%、「冷暖房が使えない」が64.7%、「冷蔵庫のものが傷む」が52.9%という回答となりました。
Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.Q5で回答した以外に、災害時の停電で困ったことがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=51)と質問したところ、「洗濯ができない、風呂を沸かせない」や「オール電化なので、電気が使えない事には何もできなかった」など33の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
「Q7.あなたは、災害時に停電した際、仮に24時間前後(約1日)一部家電の電気を使えるようになるとしたら、家庭での停電回避対策として年間にいくら払えますか。」(n=105)と質問したところ、「5,000円未満」が41.0%、「5,000円~1万円未満」が17.1%という回答となりました。
「Q8.昨今の燃料費、電気代の高騰や災害時の停電対策に向けて、住宅用蓄電システム導入を検討したことがありますか。」(n=105)と質問したところ、「ある」が42.9%、「ない」が52.3%という回答となりました。
Q8で「ある」と回答した方に、「Q9.住宅用蓄電システム導入のハードルを教えてください。(複数回答)」(n=45)と質問したところ、「初期費用が高い」が86.7%、「耐久性が心配」が55.6%、「電気代削減による投資金額の元をとるのに時間がかかる」が35.6%という回答となりました。
Q9で「わからない/答えられない/特にない」以外を回答した方に、「Q10.Q9で回答した以外に、蓄電池導入のハードルがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=45)と質問したところ、「維持費、更新費がどの程度かかるか」や「耐用年数」など24の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
Q8で「ある」と回答した方に、「Q11.あなたは、蓄電システムの投資回収はできない(ただし電気代は現状より月3,000円~5,000円程度削減できる)という前提でも停電回避の価値を重視して蓄電システムを購入したいと思いますか。」(n=45)と質問したところ、「非常にそう思う」が15.6%、「ややそう思う」が42.2%という回答となりました。
Q8で「ある」と回答した方に、「Q12.あなたは、蓄電システム導入を検討する際に、最も重要視するもの上位3項目を教えてください。(上位3位)」(n=45)と質問したところ、「初期費用」が66.7%、「耐用年数」が55.6%、「価格」が48.9%という回答となりました。
今回は、太陽光を設置している方と太陽光&オール電化を導入している方105名を対象に、 家庭での停電対策に関する実態調査を実施しました。
まず、 太陽光を設置している方の50.5%が家庭で防災対策を行っており、「食料・飲料などの備蓄」「停電対策」「非常用持ち出しバッグの準備」などに取り組んでいることが分かりました。災害時に停電で困った経験がある人は約半数で、そのうちの68.6%が「照明がつかず部屋が暗いこと」、64.7%が「冷暖房が使えないこと」に困ったようです。また、家庭での停電回避対策として年間に払える金額について聞いたところ、3人に1人は年間で「5000円以上」払えると回答しました。さらに、4割以上が住宅用蓄電システム導入を検討したことがあり、そのうちの86.7%が「初期費用が高いこと」が導入のハードルであると考えています。蓄電システム導入にあたり重要視するものについては、「初期費用」「耐用年数」「価格」などの声が挙がりました。また、住宅用蓄電システムの導入を検討したことのある人のうち、57.8%が「投資回収できないとしても、停電回避のために蓄電システムを購入したい」と回答しました。
固定価格での買取期間満了(卒FIT)ユーザーを含む太陽光既設世帯へ蓄電システムの提案を展開される太陽光・蓄電池関連事業者みなさまのヒントにしていただけたら幸いです。
「エネがえる」のビジョンは“むずかしいエネルギー診断をかんたんにカエル”です。エネがえるは、住宅用から産業用まで太陽光パネル・蓄電システム・EV(電気自動車)・V2H(Vehcle to Home)販売に関わる営業担当者が、誰でもカンタンに需要家・施主向けの提案書を自動作成できる経済効果の試算ツールです。計算が難しい太陽光・蓄電システム、またEV(電気自動車)・V2H(Vehcle to Home)の経済効果を誰でも専門知識なしにシミュレーションできるエネルギー診断特化型クラウドサービス(SaaS形式/API形式の2タイプ)として大手電力会社や有名太陽光・蓄電システムメーカー・国内TOPクラスの販売施工店まで全国700社以上に提供しています。
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