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MIRAIT ONE GROUP

2026/01/21

リリース

「空間情報」を軸に、すべてのビジネスデータを統合・最適化する。次世代空間情報プラットフォーム「Geozén」提供開始

2026年1月21日

国際航業は、組織内に散在するあらゆるデータを「空間情報」を軸に統合し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を劇的に加速させるクラウドネイティブな次世代空間情報プラットフォーム「Geozén(ジオゼン)」の提供を開始します。

「Geozén(ジオゼン)」のロゴマーク

本プラットフォームは、最新のマイクロサービスアーキテクチャを採用しました。これにより、従来の開発手法と比較して生産性を40%向上させ、圧倒的なスピードでのビジネス立ち上げを実現します。
さらに、インフラ管理やアセット管理、マーケティング、防災といったあらゆる領域において「位置情報」をキーにしたデータ統合を可能にします。こうした取り組みを通じて、データ駆動型の意思決定を多面的に支援し、ビジネス全体の効率化から意思決定の高度化までを一貫してバックアップします。
※ 当社試算によるモデルケース比較

空間情報プラットフォーム「Geozén」導入イメージ

空間情報プラットフォーム「Geozén」活用イメージ

 

背景|データは「位置情報」で繋がるとき、初めて価値を生む

企業内には、設備台帳や顧客情報(CRM)、画像・動画・点群データ、BIM/CIMデータ、IoTセンサー情報、さらにはヒト・モノ・カネの動きに至るまで、多種多様かつ膨大なデータが存在しています。その一方で、これらの多くは部署やシステムごとに分断された「システムやデータのサイロ化」の状態にあり、DX推進の大きな壁となっています。

しかし、これらすべてのデータには、共通して「どこで発生したか」という位置情報が存在します。国際航業は、この「空間情報」こそが、分断されたデータを統合し、ビジネス現場をデジタル空間に再現する「デジタルツイン」を構築するための唯一の「軸」であると定義しました。

そこで、これまで専門性が高く閉鎖的だったGIS(地理情報システム)の壁を打破するのが「Geozén」です。空間情報をビジネスのOS(基盤)として開放し、将来的な「都市OS」や「スマートシティ」との連携も見据えた、次世代の社会インフラ構築を牽引します。

 

解決策|マイクロサービスが実現する「データ統合のハブ」

「Geozén」は、巨大なシステムを作るのではなく、必要な機能をブロックのように繋ぐ「マイクロサービス設計」を採用しています。これにより、「あらゆるデータを空間上に重ね合わせるハブ」となることで、以下の価値を提供します。

1.ビジネスの全体最適化を実現(All Data Optimization)
インフラ部門の「建設・設備・点検データ」、営業部門の「顧客データ」や「人やモノの動きのデータ」などGeozén上で統合。部門の壁を超えた可視化により、全社的な業務効率化を実現します。

2.圧倒的なスピードでDXを推進(Speed & Agility)
認証、2D・3D地図描画、解析エンジンなどを「部品」として提供。ゼロからの開発を不要にし、開発生産性を劇的に向上。短期間でデータ駆動型の新規サービスの立ち上げが可能です。

3.拡張するデジタルツイン基盤(Scalability)
導入時は最小限の構成から始め、将来的に専門性の高いドメイン知識を活かしたAI解析や、精緻な3Dビジュアライズ機能などをシームレスに拡張できるプラットフォームです。

4.AIドリブン開発への適応(AI-Native Ready)
生成AI(LLM)がスムーズに理解・学習できる設計をあらかじめ採用しています。AIを開発パートナーとして迎え入れ、人間とAIが協力してシステムを高速に作り上げる「次世代の開発スタイル」を、今すぐ実現できる環境が整っています。

 

3つの提供モデル|「つくる」「つかう」「ささえる」

・PaaS(つくる)
認証、セキュリティ、GISエンジンを備えた統合開発基盤。自社独自のビジネスロジックを組み込んだアプリケーションを、セキュアかつ迅速に構築できます。

・SaaS/Data(つかう)
インフラ点群データ管理や物流配送計画、センサーの監視サービスなど、国際航業の専門知見を凝縮した即戦力のアプリケーションと、高精度な地図データをセットで提供。導入したその日から業務に活用できます。

・Professional(ささえる)
GIS・クラウドの専門家による技術サポートや導入コンサルティング。セキュリティ要件の厳しい企業への専用環境構築(ホワイトラベル)や、既存システム(ArcGIS、Google Maps Platform等)との高度な連携開発も支援します。

 

国際航業の強み|現場を知るからこそ作れた「実業のプラットフォーム」

ITの知識だけでは捉えきれない、現場のリアルなデータ構造があります。私たちは70年以上にわたり日本の国土を見つめ、社会インフラを支えてきた自負があります。こうした積み重ねた経験があるからこそ、複雑な現場の課題を真に解決する形へと導くことができるのです。

「現場のリアリティ(Domain Knowledge)」×「最新のクラウド技術(Tech)」

この2つを融合させることで、お客様のビジネスデータを「空間情報」として意味づけし、価値ある資産へと変換します。また、導入支援からArcGISやGoogle Maps Platform等との高度な連携までをサポートする「Professional」サービスも提供し、お客様のDXの成功まで伴走します。

 

活用シーン|「空間情報」を軸にしたビジネス変革

あらゆる産業データが「Geozén」上で連携・駆動することで、サイロ化されていた業務プロセスを一気通貫で効率化します。

1.【インフラ×図面×点群】現場に行かない維持管理
紙の図面や台帳をデジタル化し、地図上で点群データと統合することで、オフィスにいながら現地の詳細状況を把握可能に。現地確認のための移動コストやデータ管理コストを最小限化し、少人数での効率的なインフラ維持管理を実現します。

2.【金融・保険×災害リスク】防災情報提供サービス「Bois」の技術を実装
国際航業が提供する防災情報提供サービス「Bois(ボイス)」で培ったリアルタイム災害把握技術を、「Geozén」のAPIとして統合。台風や地震発生時、ハザードマップやリアルタイム震度データと契約物件情報を瞬時に重ね合わせます。現地調査が必要なエリアをAIが自動抽出し、損害査定にかかる時間の短縮に寄与できます。迅速な保険金支払いを実現し、被災者の生活再建を支援します。

3.【マーケティング×統計データ】データに基づく出店戦略
自社実績データと公的統計データをプラットフォーム上で瞬時に重ね合わせ、商圏のポテンシャルを可視化。従来数日かかっていた調査・分析業務を数分レベルに短縮し、出店判断の精度とスピードを劇的に向上させます。
さらに、静的な統計データだけでなく、リアルタイムの人流データと自社売上を重ね合わせることで、ダイナミックな価格設定や販促施策までも実現します。

 

今後の展望

当社は、「Geozén」の提供を通じて、多様なパートナー企業と共に地理空間情報を活用した社会課題解決のエコシステムを構築していきます。今後は、生成AI(LLM)を融合させた「AIドリブン」な世界を目指し、日本の産業DXを底上げしてまいります。

<ご案内>
G空間EXPO 2026 に出展します

新サービス「Geozén」のパネル展示と係員による詳細説明をいたします。
この機会に、ぜひご来場ください。

イベント名称:G空間EXPO 2026 https://biz.nikkan.co.jp/eve/g-expo/
開催期間:2026年1月28日(水)・29日(木)・30日(金)10:00~17:00
開催場所:東京ビッグサイト 東7・8ホール
当社展示ブース:東展示棟 東7ホール(小間番号:7E-32)

<商品サービスに関するお問い合わせ>
国際航業株式会社 事業統括本部 プラットフォーム開発部 Geozén営業担当
TEL:03-6362-5000
Email:sales_geozen@kk-grp.jp

本件に関する商品

Geozén(ジオゼン)

本件に関するお問い合わせ先

国際航業株式会社 コーポレート統括本部 組織運営企画部 広報グループ
E-mail:info-kkc@kk-grp.jp