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2025/08/08

お知らせ

令和6年度「全建賞」を受賞しました

2025年8月8日

国際航業が事業参画した「一般国道32号高知橋耐震補強事業」が、一般社団法人全日本建設技術協会の令和6年度全建賞を受賞しました。
全建賞とは、我が国の良質な社会資本整備の推進と建設技術の発展に寄与するために設けられたものです。昭和28年度表彰以降、毎年優れた建設事業を実施した機関に授与されており、今回で72回目の表彰にあたります。

事業名称
一般国道32号高知橋耐震補強事業《一般枠 道路部門》

受賞機関
国土交通省 四国地方整備局 土佐国道事務所

事業概要と評価
本事業は、JR高知駅から南に約300mにある国道32号高知橋における補修及び耐震補強設計を行ったものです。高知橋は、桁下を流れる江ノ口川との桁下クリアランスがなく、施工期間が非出水期の4ヶ月に制限される等厳しい施工条件を有しており、四国管内直轄工事では初となるECI(アーリー・コントラクター・インボルブメント)方式(技術協力・施工タイプ)が適用され、設計・施工が行われました(令和7年2月完成)。
狭隘な桁下空間且つ非出水期施工の制約、また鉄道軌道敷にも配慮が必要な厳しい作業条件の中で耐震補強を実現するために細部構造の検討や確実性の高い施工計画を立案するなど、工事が円滑に進むよう高度な知識と技術力で尽力したことが評価されました。

令和6年度全建賞:表彰状(一般国道32号高知橋耐震補強事業)
高知橋 橋面写真

高知橋 橋面写真

今後の展望
現在ECI方式は、難易度の高いプロジェクトや特殊な技術を要するプロジェクトで採用されています。設計段階から施工者の高度な技術力を取り入れることにより、コスト縮減、工期短縮、施工確実性が向上します。今後は、ECIのメリットが広く認識されるにつれて、より多くのプロジェクトで採用されることが期待されています。
当社は今回の実績を踏まえ、先駆者として取り組んでまいります。

ECI方式とは、公共工事の発注方式の一つで、設計段階から施工者が参画し技術協力を行うことで、より効率的な工事の実現を目指す発注方式です。

本件に関するお問い合わせ先

国際航業株式会社 コーポレート統括本部 広報部
E-mail:info-kkc@kk-grp.jp
TEL:042-307-7200