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地図コンテンツAPI配信サービス ブログ

PAREA-APIのバージョンアップに関する事前案内

2025/04/30

お知らせ

いつも地図コンテンツAPI配信サービス「PAREA-API」をご利用いただきありがとうございます。
本書はPAREA-APIの次回バージョンアップにおいて、コンテンツの仕様変更等について、利用者様が円滑にご準備いただけるよう、仕様変更内容について事前案内するものです。

■はじめに

以下の通り、バージョンアップのリリースを予定しています。
本書の内容は、本書配信時点での予定となりますため、今後変更が生じる場合があります。
詳細な仕様は、バージョンアップリリース予定日より2週間前に配信するリリース告知書にてご案内いたしますので、ご了承いただけますようお願い申し上げます。

■バージョンアップリリース予定日

2025年5月28日(水)13時~
※バージョンアップに伴うサービス停止は発生しません。

■リリース後、参照可能なバージョン

バージョン2(v2)は今回新規に配信されます。
バージョン1(v1)の配信はそのまま有効です。
バージョン4(v4)は配信されなくなります。

■リリースに伴う利用者様の対応について

今回のバージョンアップでは、地価公示、地価公示(固定)コンテンツについて、利用者様側で改修作業が必要となります。

■今回更新終了のコンテンツについて

1.PAREA-Stat Income Light 年収世帯数

本コンテンツの諸元データが2023年版を最後に販売終了となりました為、コンテンツの更新を終了します。
なお、本コンテンツに代わる「推計年収階級別世帯数(12階級)」を今回バージョンアップにて公開する予定です。

■今回追加予定のコンテンツについて

1.推計年収階級別世帯数(12階級)

PAREA-Stat Income Light 年収世帯数に代わるコンテンツとして技研商事インターナショナル株式会社から提供される年収世帯数データ(以降、技研年収世帯数)を加工したコンテンツの公開を予定しております。
またv2ではPAREA-Stat Income Light 年収世帯数のAPIをリクエストした場合でも、技研年収世帯数データが返却されるようになります。

2.浸水想定区域計画規模

浸水想定区域計画規模を新たに公開する予定です。
本コンテンツは現在配信している浸水想定区域計画規模(旧仕様)(以降 浸水想定区域計画規模(旧仕様))の最新版にあたるものですが、現在配信のコンテンツとデータ仕様が異なるため新たなAPIとして公開する予定です。
なお、現在配信している浸水想定区域計画規模(旧仕様)も、引き続き、公開されます。

■今回修正予定のコンテンツについて

1.路線価

国税庁より「令和6年分財産評価基準書正誤表」が公開されたことに伴い、データの修正を行います。

(参考)令和6年分財産評価基準書正誤表
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/senmonjoho/rosenka/seigohyo/tokyo/2024/index.htm

■今回仕様変更予定のコンテンツについて

1.地価公示、地価公示(固定)

諸元データの仕様に合わせて「地価公示」「地価公示(固定)」の仕様変更を行う予定です。
本コンテンツをご利用のお客様には、ご了承頂けますようよろしくお願いいたします。

(参考)国土数値情報 地価公示データ
https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-L01-2025.html

■今後のバージョンアップ予定について

1.多段階浸水想定

「国土数値情報 多段階浸水想定データ」を新たに公開する予定です。公開時期は今後決定しましたらお知らせいたします。PAREA-APIで既に配信している「洪水浸水想定区域」が想定最大規模降雨を対象としているのに対し、本コンテンツは高頻度から中頻度で発生する降雨規模(1/10、1/30、1/50、1/100、河川整備の計画規模(1/150又は1/200))毎に作成された浸水想定図です。

(参考)国土数値情報 多段階浸水想定データ
https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-A53-2023.html

(参考)多段階の浸水想定図及び水害リスクマップの検討・作成に関するガイドライン
https://www.mlit.go.jp/river/shishin_guideline/pdf/guideline_kouzuishinsui_2301.pdf

2.Wi-Fi人口統計(メッシュコード、住所コード)の廃止

本コンテンツの諸元データが2025年3月末で販売終了となりました為、本コンテンツの公開を2025年V4で終了します。併せて、新規利用の受付も終了します。

お問い合わせ

本書の内容に関するお問い合わせは、次のメールアドレスまでお寄せください。

PAREA-APIお問い合わせ先: pareaapi_support@kk-grp.jp

<ご参考>

1. リリースサイクルとバージョン指定の考え方について

○ リリースサイクル
■ PAREA-APIは、四半期に1度(概ね2月・5月・8月・11月頃)新バージョンをリリースします。
■ バージョン1(v1)~バージョン4(v4)までをローテーションし、v4の次はv1に戻ります。
■ 各バージョンはリリース後、2世代先のバージョンがリリースされるまでの約6カ月間使い続ける事ができます。
■ 各コンテンツの追加、更新、仕様変更、廃止等は、バージョン毎に行われます。

(図1)リリースサイクルとバージョン指定の関係

○ バージョン指定
 ■ 現在存在するバージョンのうち、参照するバージョンを指定する事ができます。
 ■ バージョンを指定することで、各コンテンツの更新、仕様変更等に対して、アプリケーション側で仕様変更等を反映するタイミングをコントロールいただけます。
 ■ バージョンを指定しない場合は、常に最新バージョンを参照します。
 ■ バージョン指定なし:
  ●常にその時の最新バージョンを参照します。
  ●新規コンテンツや更新されたデータをいち早くアプリケーション側に取り入れる事ができます。
  ●コンテンツの仕様変更に対して即座にアプリケーション側の設定変更を行う必要があります。
  ●データ更新における未検知のエラーが生じる場合があります。
 ■ バージョン0指定:
  ●常にその時の1世代前のバージョンを参照します。
  ●コンテンツの仕様変更に対して、アプリケーション側の設定変更までに一定期間の準備期間を持つことができます。
  ●リリース後約3カ月間運用された比較的安定的な環境です。

2. 用語の定義

○PAREA-APIで用いる用語を以下の通り定義します。
 ■ コンテンツ
  ●PAREA-APIから提供されるテーマ毎に分けた情報群を指す。
 ■ データ
  ●コンテンツに含まれる画像や文字や数値等の情報を指す。
 ■ アプリケーション
  ●PAREA-APIご利用者がお持ちの、PAREA-APIを組み込むシステム、サービス、アプリケーション等を指す。

次世代地図コンテンツAPIシリーズ PAREA-API Static & Dynamic