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MIRAIT ONE GROUP

2021/06/30

リリース

新製品「ロケーター Q35」(Quuppa Oy社製)を国内販売開始 ~屋外でより高精度なリアルタイム位置測位を実現~

 

2021年6月30日

Bluetooth®無線技術ベースで高精度リアルタイム位置測位を実現する測位システム「Quuppa Intelligent Locating System(クーパ インテリジェント ロケーティング システム)※1」を提供するQuuppa Oy(本社:フィンランド、CEO:Kimmo Kalliola、以下「Quuppa Oy社」)に、国内で唯一「Premium Partner」に認定された代理店(VAR※2)である国際航業は、2021年7月1日より新製品「ロケーター※3Q35」の国内販売を開始します。

新製品の「ロケーター Q35」は、既に販売中の「ロケーター Q17」より、更に高い角度分解能で高精度な測位が可能です。また、本体重量の大幅な軽量化(「ロケーターLD-7L」比、約34%の1.3kg)を実現し、屋外における広範囲な位置測位に適した防水レベル(IP66※4)にも対応しています。また、電源供給についても、既存のLDシリーズの給電方法である48V PoE(Power over Ethernet)に加えて新たに5V DC(micro USB)にも適応するなど、高精度リアルタイム位置測位の活用範囲を広げる製品となっています。

当社では、Quuppa Intelligent Locating Systemの測位データを可視化する生産性向上ツール「Patt Plus(パット プラス)」をはじめ、屋内外測位技術を活用したソリューションを提供しており、製造現場、建築現場、そして大規模商業施設といった、比較的大きな空間における生産性向上や業務効率の改善をサポートしています。「ロケーター Q35」の導入により屋外でも高精度な測位環境を構築できるため、屋内外をシームレスな測位情報としてデータを可視化し、こうした大規模な現場や施設の生産性向上を目指したシーンでの活用が見込まれています。

国際航業は、お客様が抱える様々な問題を解決するため、課題分析からシステム提案、設計、導入、運用まで、今後もワンストップでサービスを提供してまいります。


※1 Bluetooth®をベースとした電波の到達角度による測位技術(AoA:Angle of Arrival方式)で高精度測位(最高10cm)に対応する測位システム。専用タグのほか、スマートフォン、各種BLEセンサーにも対応し、幅広い用途に活用可能。 https://biz.kkc.co.jp/software/lbs/quuppa/
※2 VAR:Value Added Resellerの略。付加価値再販売契約により、製品やサービスに機能を付加して再販する事業者のこと。
※3 ロケーター:Quuppa Intelligent Locating System™を構成するハードウェア。頭上など見通しの良い場所に取り付け、ビーコンから発信される電波を受信しアンテナのように機能します。
※4 IP66:IEC(国際電気標準会議)およびJIS(日本工業規格)で定められた電気機器内への異物の侵入(防塵・防水性)に対する保護等級(JIS C0920)の1つ。

■ ロケーター Q35 主な仕様
・製品外観:

・外形寸法:342mm(直径)× 55mm(最厚部)
・重量:1.3kg
・接続性:Ethernet Connectivity 100Mbit/s Full Duplex
・動作可能温度範囲:-20℃ ~ +60℃
・給電方法:48V PoE (Power over Ethernet)または5V DC (micro USB)
・消費電力:1W
・防水レベル:IP66

■Quuppa Intelligent Locating Systemについて、詳しくはこちらをご覧ください。
https://biz.kkc.co.jp/software/lbs/quuppa/

<本件に関するお問い合わせ先>
国際航業株式会社 企画本部 広報部
E-mail:info-kkc@kk-grp.jp TEL:042-307-7200