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2024/01/10

お知らせ

環境省の『我が国におけるブルーカーボン取組事例集』に国際航業の活動が掲載されました

2024年1月10日

環境省が2023年12月11日に公開しました「我が国におけるブルーカーボン取組事例集」に、当社の活動が掲載されましたので、お知らせします。

⚫「我が国におけるブルーカーボン取組事例集1/2 2/2 (当社紹介記事は2/2:252P)

「ブルーカーボン」とは、藻場(海草・海藻)や干潟等の塩性湿地、マングローブ林 など海中の生物やその下の土壌に貯留される炭素のことをいいます。2009年に公表された国連環境計画(UNEP)の報告書「Blue Carbon」において定義され、吸収源対策の新しい選択肢として世界的に注目が集まっています。また、気候変動対策だけでなく、水質の改善や生物多様性の維持、漁場の安定にもつながっています。

わが国でも環境省、国土交通省、水産庁がブルーカーボンへの取組を推進しており、企業や市民団体等の参加を推奨しています。今回公開された『我が国におけるブルーカーボン取組事例集~藻場干潟の保全・創出によるCO2吸収源対策~は、国際航業の事例を含む45の事例を掲載したもので、事例集はアラブ首長国連邦・ドバイで開催された「国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)」でも紹介されました。

国際航業は2009年、水産庁委託事業「厳しい環境下におけるサンゴ増殖技術開発実証事業」を受託、沖縄県国頭郡伊江村東沿岸(伊江島)にて、他地域でのサンゴ礁保全・再生を目的としたサンゴ増殖技術の開発に着手、2013年に技術を確立しました。2016年からはサンゴ増殖礁から採取したサンゴ片の植付け、岩盤・海岸清掃やオニヒトデ駆除等を継続的に実施し、保全活動区域でのサンゴ礁の保全・拡大を継続してきました。また、2021年からは玉川学園、西松建設(株)、伊江島海の会とサンゴ保全活動体制を構築し、サンゴの増殖、藻場(リュウキュウスガモ)の再生および継続的なモニタリングを実施しています。