English

MIRAIT ONE GROUP

2021/03/02

お知らせ

「救急搬送時の遠隔作業支援」が第3回日本オープンイノベーション大賞「厚生労働大臣賞」を受賞

2021年3月2日

国際航業が信州大学と共に取り組んだ「救急搬送時の遠隔作業支援」が、内閣府等が主催する第3回日本オープンイノベーション大賞「厚生労働大臣賞」を受賞しました。

日本オープンイノベーション大賞は、我が国のオープンイノベーションの推進を目的に、今後のロールモデル(手本)として期待される先導性や独創性の高い取組に対して、担当分野ごとに大臣賞等の表彰が行われるものです。

今回受賞した「救急搬送時の遠隔作業支援」は、救急車による救急搬送時において、音声通信とスマートグラス(メガネ型ウェアラブルデバイス)を用いて利用できるもので、搬送中の患者や生体モニタの映像を救急隊から搬送先医療機関に送信し、医療機関からは救急隊に画像や電子黒板形式で指示をする、双方向画像通信が可能なシステムになっています。現在は、信州大学と共同研究開発および消防局と連携し実用化作業を進めています。
受賞にあたっては、救急患者の早期治療開始による救命率向上が期待できること、動画での情報記録が地域医療資源に有効活用できること、の2点が評価されました。

国際航業は以前より都道府県等を対象に、医療機関と救急隊との情報共有を支援する救急医療情報システム「Mefis(メイフィス)/service/admin_support/regional_med_sprt.html」などを提供しており、救急搬送時の搬送先決定の支援や搬送時間を効率化することに貢献しています。今後もこうした産学連携や医工連携を推進し、地域医療の質的向上に寄与してまいります。

▶内閣府ホームページ
https://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/20210217joip.html
▶「第3回日本オープンイノベーション大賞」受賞取組・プロジェクトの概要について
https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/prize/3kai_jusho_torikumi.pdf

<本件に関するお問い合わせ先> 
国際航業株式会社 経営企画部 広報グループ
E-mail:info-kkc@kk-grp.jp TEL:042-307-7200