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MIRAIT ONE GROUP

トップメッセージ

国際航業は、航空写真測量をベースに1947(昭和22)年の創業以来、70余年にわたり“はかる”技術をコアとして、持続可能で強靭な国土の構築と質の高いインフラ整備の一翼を担ってきました。「社会的な課題を解決したい、技術で世の中に貢献したい、地球を守りたい」という思いを抱く社員一人ひとりの力の結集により、事業を推進しています。

国土の基盤となる地理空間データの作成、行政サービスで利活用する地理空間情報の整備とGIS(Geographic Information System)の構築に始まり、さらに鉄道・道路網整備、都市計画を含む建設コンサルタント、地質・地盤や海洋・沿岸の調査、防災・減災、環境・エネルギーなどの分野へと事業内容を広げてきました。現在は、地理空間情報技術を基盤とする総合的なコンサルタント企業として、暮らしに関わる幅広い分野で専門性の高い技術サービスを提供しています。

当社は早くから、持続可能な世界の構築に関連する国際的なイニシアチブとの連携を深め、2013年に4分野(人権、労働、環境、腐敗防止)からなる国連グローバル・コンパクト(UNGC)の10原則に賛同しました。そして、「空間情報で未来に引き継ぐ世界をつくる」というミッション、「情報をつなげる力で、人・社会・地球の未来をデザインする」という2030ビジョンと行動指針を策定しました。

我が国では現在、Society5.0の実現に向けたデジタルトランスフォーメーション(DX)、脱炭素社会の実現を目指すグリーントランスフォーメーション(GX)のほか、防災・減災、国土強靭化の取り組みも継続的に行われています。当社も、AI、3D都市モデル、ドローン等の先端技術を活用して国のDXを先導する技術開発やサービス提供に取り組んでおり、持続可能な国土づくりを目指して、スーパーシティなど未来型のまちづくりにも貢献しています。

GXについては、国際航業グループ全体の2030年における温室効果ガス削減目標の達成に向けた取り組みを進めています。また、地理空間情報技術によるサービス提供を通じてステークホルダーの皆さまとともに、化石燃料などから脱炭素ガスや再生可能エネルギーへの転換といった持続可能な社会・地球を実現するための活動を進めていきます。

災害対応に関しては、発災時の速やかな計測による状況把握、情報公開、復旧・復興に向けた調査・設計等を通して、レジリエンスな社会の構築へ貢献していきます。

国際航業グループは、長年にわたり培ってきた確かな技術力をベースに、常に一歩先の未来を見つめ、お客さまとともに持続可能な社会の実現に貢献していきます。たゆまぬ技術の研鑽を行い、激動の時代を迎えても社会やお客さまのニーズを的確に把握して、必要とされる技術・サービスや新たな価値を地道に提供していくことが我々の使命と考えています。

代表取締役会長 兼
執行役員CEO
呉 文 繍
代表取締役社長 兼
執行役員COO
土方 聡