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2024-04-30
リリース
国際航業、日本リビング保証と業務提携/太陽光発電・蓄電システム「経済効果シミュレーション保証」の提供開始~予測分析を活用し、性能効果をコミットする「シミュレーション保証」分野を強化~
2024-04-23
イベント/セミナー
2023-12-20
経営/財務
2024-02-02
災害調査活動
2024-04-22
お知らせ
国土交通省「令和5年度 海の次世代モビリティの利活用に関する実証事業」で、水中ドローンによる港湾施設の点検技術に関する評価検証を実施
2023/02/21
コラム
近年では、サラリーマンの副業や中小企業の新事業にコインランドリー経営の人気が高まってきています。しかしながら、とにかく出店すれば良いわけではありません。コインランドリーの利益は近隣の環境によって大きく左右されるため、利益を上げる見込みがある場所に店を出す必要があります。経営で成功するためには商圏分析が欠かせません。十分な分析を行って儲けを出せるコインランドリーを実現しましょう。
コインランドリーの施設数はここ20年で増えてきており、今後も増えていくことが考えられます。
コインランドリーにはアレルギー対策や洗濯時間の短縮など、家庭用の洗濯機にはない大きなメリットがあるからです。
これからコインランドリーの経営を検討している方向けに、商圏分析を利用して儲けを出せるコインランドリーを実現する2つのポイントをご紹介します
新たにコインランドリーを出店するために、まずは商圏分析で候補地の検討を行ってみましょう。中でも一番重視しておきたいことは「立地のリサーチ」です。
*商圏範囲と範囲内の人口
*商圏範囲内の客層
*商圏における売上推測
これらは経営において必要不可欠な要素なので、調査をする必要があります。
実商圏あるいは想定商圏で分析を行い、利益を上げられるであろう候補地を絞り出さなければなりません。
・1.【実商圏】交通の多い道路沿いではなく生活道路沿いに目をつける
近年ではライフスタイルの変化により利用者の層は幅広くなっています。
男性は60代の利用率が高く、女性であれば20代から40代の利用率が約20%という結果が報告されており、女性の5人に1人がコインランドリーを使っていることになります[注1]。
このように実際のデータから得られた情報を元に設定する商圏を「実商圏」と呼びます。これは商圏として信頼度の高いものになるので、これを活用すればある程度の儲けを出すことができるでしょう。
[注1]市場調査データ コインランドリー|J-Net21
・2.【想定商圏】周辺状況に合わせて最適な店舗の規模を考えよう
上記で述べた実商圏のデータがない場合は、集客が可能であると判断した地域にコインランドリーを構えます。この地域を「想定商圏」と呼びます。
想定商圏は出店を予定している場所を中心にして円を書いて決めるのですが、円の半径を様々な要因で拡大&縮小します。例えば、靴専門のコインランドリーを作るのであれば、取扱種目がひとつしかないため、商圏を拡大しなければなりません。
反対に、靴や衣類の他にふとんも洗えるコインランドリーを作る場合は、種目が多く顧客のニーズに応えやすいため、商圏を縮小しても構わないのです。
コインランドリー経営において、周辺の環境に合わせた立地選びは非常に重要です。都市型と地方型で必要とされることも変わってくるので立地のリサーチは念入りに行いましょう。好条件であることは収益に直結します。商圏分析を活用してコインランドリー経営にお役立てください。
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