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【Mapbox活用事例】三井住友海上様の「防災ダッシュボード」が 第40回「IT賞(社会課題解決領域)」受賞

2023/01/19

製品情報

目次

本記事では、Mapbox技術を活用し、国際航業がアプリケーション開発に携わっている三井住友海上火災保険株式会社様の「防災ダッシュボード 〜気象・災害データ×AIによる防災減災支援サービス~」と第40回「IT賞(社会課題解決領域)」の受賞、「防災ダッシュボード」に活用されているMapbox Tiling Service(MTS)について紹介します。

・三井住友海上火災保険株式会社様の「防災ダッシュボード」とIT賞受賞について
・「防災ダッシュボード」において活用されている技術「MTS」について
・最後に

三井住友海上火災保険株式会社様の「防災ダッシュボード」とIT賞受賞について

「防災ダッシュボード 〜気象・災害データ×AIによる防災減災支援システム~」は、災害リスクの事前予測、リアルタイム可視化・発災後の被害推定を分かりやすくダッシュボード上に表示することで、地域の防災・減災を支援する自治体向けWEBサービスです(※「防災ダッシュボード」のご紹介ページはこちら)。三井住友海上火災保険株式会社様・MS&ADインターリスク総研株式会社様で提供されています。
この度、本「防災ダッシュボード」は、公益社団法人企業情報化協会が主催する2022年度第40回IT賞(※IT賞のご説明はこちら)において、「IT賞(社会課題解決領域)」を受賞されました。おめでとうございます! 受賞理由としては、以下のとおりです。

【受賞理由】
地域社会の防災・減災の社会課題に対し、DXを推進し、自治体と一体となり災害対応をIT化した取組みが評価されました。また、データの種類・形状も多様なものをマルチクラウドでハンドリングし、5分毎に500MBものデータ量に対してタイムラグの少ないリアルタイム性を実現させた点など、高度なIT技術を活用したシステムとしても高く評価されました。
※三井住友海上火災保険株式会社様・MS&ADインターリスク総研株式会社様のリリースはこちら

「防災ダッシュボード」において活用されている技術「MTS」について

今回受賞された、「防災ダッシュボード」のベースで活用されているのは、Mapboxが提供するMapbox Tiling Service(MTS)です。MTSはベクタータイル作成~配信までを自動で行えるサービスであり、「防災ダッシュボード」の他、「Yahoo雨雲レーダー」にも活用されています。大量のデータをリアルタイムに配信できる強みを持っており、IT賞の受賞理由である「5分毎に500MBものデータ量に対してタイムラグの少ないリアルタイム性を実現させた点」の一翼を担っている技術です。
MTSは「防災ダッシュボード」・「Yahoo雨雲レーダー」のようなリアルタイムの災害情報を扱うシステム構築や、物件価格の変動情報が見られる不動産分野でのシステム構築等のベース技術として活用いただけます。 

※MTSの詳細の説明についてはこちらをご覧ください。

最後に

改めまして、「防災ダッシュボード」IT賞受賞おめでとうございます!
まさに、「防災」×「リアルタイムデータ」はベストな組み合わせですね。
リアルタイムデータの可視化が、私たちの身近な生活の中で役立つことが分かります。
MTSは、保険業界だけなく、不動産業界やサプライチェーンの管理、その他でも多くの場面でお使いいただけるサービスです。
国際航業は、MTSを含むMapboxを活用した開発を得意としております。ご興味がございましたら、是非お気軽にお声掛けくださいませ!

なお、防災ダッシュボードやMTSのご紹介、国際航業のシステム開発技術等については2022年11月にウェビナーを開催しており、録画動画の配信も予定しておりますので、ご興味のある方はメールにてご連絡ください。
お問い合わせ先:mapbox_service_sales@kk-grp.jp

Mapboxサービス
Mapboxはリアルタイムで更新されるライブロケーションマップを備えたプラットフォームを開発・提供しています。
開発者はこのプラットフォームを利用して様々なロケーションサービスの開発が可能となります。
ノンコードでの地図作成など、開発者目線で扱いやすい数々のソリューションを展開しています。
Mapboxを使えば本来力を入れるべきアプリケーションのデザインや開発に、よりフォーカスすることができます。