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気候変動政策ブログ・環境通信

環境通信 Vol.182 工場の設備・施設管理のこんな悩みにもお応えします!

2020/10/01

コラム

工場の設備・施設管理のこんな悩みにもお応えします!

防災環境事業部フロント営業部 田中 里彩

皆様の中には、
「国際航業 = 航空写真」
「国際航業 = 土壌地下水汚染」
といったイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

今月はそんなイメージだけではなく、工場の設備・施設管理のお悩みで、弊社はじつはこんなこともできます!という新たな側面を知って頂くべくご紹介をさせて下さい!

1. 工場建設前等に実施する土質試験

弊社は土地の売却や改変時の地歴・土壌調査だけでなく、工場新設時における造成計画やN値ボーリング、CBR試験(地盤試験)なども行っております。
あるお客さまでは、工場敷地における杭基礎地盤の支持層深度および中間層の分布把握に三次元地盤モデルを導入いただき、建築基礎地盤のデータの見える化や基礎設計の効率化、イメージ共有の確実性向上につながったというお声をいただきました。
・関連リンク:「地中をさぐる」

2. 建築計画や建築工事に伴う大気・騒音等の環境調査

弊社は道路や都市整備における環境調査でも、多くの実績があります。また、工場のより良い環境創りにおいても、大気・騒音・振動・低周波音等、様々な環境調査を行っています。

例えば、工場内の火災事故や有害物質の漏洩があった際の避難計画を策定したい、近隣住民から騒音や低周波音の苦情を受けているので対処したい、という際に、風況シミュレーションなどを実施して、有害物質の大気拡散距離や濃度分布を算出したり、騒音や低周波音のレベルや原因を調査したりすることが可能です。
・関連リンク:火災延焼シミュレーション

3. 工水利用としての地下水取水管理に伴う地下水流動解析・水質調査

生産工程に地下水を利用している工場では、良質な地下水の安定的な利用は必須です。現時点で問題が顕在化していない場合においても、周辺も含めた地下水のくみ上げによる水位低下等による周辺への影響や、有害物質漏洩による地下水汚染の敷地外拡散など、BCPや環境管理の観点から地下水流動や状態を把握・監視する事はとても重要です。

弊社では地下水流動解析やシミュレーションを行って、将来的な予測を含めて評価解析を行っております。また、新しく工業用水井戸を設置する際の設計・揚水試験、施工などもお手伝いすることが可能です。
・関連リンク:地下水シミュレーション
       汚染物質漏洩防止支援

4. 工場の環境管理・地域との共生のための生物多様性調査

企業の社会的価値向上と事業継続のために、生物多様性保全に適切に取り組むことが不可欠となっています。弊社では、生物調査の専門家により工場及び周辺の生物多様性の現状把握をし、その結果を踏まえた持続可能な活動内容やモニタリングを提案しています。

また、もともと行政との関係性が深いため、自治体の生物多様性地域戦略など、各地方行政との連携も含めた最適な保全活動をご提案します。
先月のメルマガでご案内した「これからの生物多様性活動について考える」4連続セミナーは、いままで多くの方にご参加いただき、盛況をいただいております。
生物多様性について分からないこと、お困りごとなどございましたら、何なりとご質問ください。
・関連リンク:生物多様性支援

弊社国際航業は、総合建設コンサルタントとして非常に幅広いサービスを展開しております。今回は、工場の設備・施設管理というテーマで、実際にお手伝いしている分野を一部ご紹介させていただきましたが、上記以外にも様々な対応を行っておりますので、今後当メルマガにおいても引き続きご紹介させていただければと思います。

ご質問・ご相談など何なりとご連絡頂ければ幸いです。
担当は、防災環境事業部 フロント営業部 田中里彩でした。