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グリーン・コミュニティ

グリーン・コミュニティとはAll Questions
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グリーン・コミュニティとは

「グリーン・コミュニティ」は、わたしたちの地理空間情報技術やノウハウを活かして実現をめざす、“安心で安全、そして持続可能な地域・まち”です。
このまちには、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを利用した発電施設や、電気自動車をはじめ、様々な低炭素技術が導入されています。また、人工衛星や航空機に搭載されたセンサから得られる最先端の地理空間情報を活用し、豊かな暮らしを実現した、災害にも強いまちです。
人と自然が理想的に調和し、共生する姿、それがわたしたちの推進する「グリーン・コミュニティ」です。

当サイトでは、仮想のまち「グリーン・コミュニティ」の住人の日々の疑問を通じてわたしたちのサービスを解説します。ぜひご覧ください。

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太陽光発電って、どんな場所にでも設置できるの? 日陰になったら困るんでしょう?
住宅用の太陽光パネルの設置は屋根の上が一般的ですが、発電の効率を上げるためには、設置の方角、傾斜角度、太陽の動きや気候の変化、建築構造や建築年数など、さまざまなことを考慮する必要があります。また、公共施設の屋上や未利用地など、空きスペースを利用した公有資産の土地に設置する場合は、法規制など制約となる条件を把握しておく必要があります。

国際航業の技術・サービス

太陽光発電適地の日照シミュレーション

国際航業では、住宅用の太陽光パネルから、大規模な太陽光発電施設の設置まで、さまざまな規模と形の太陽光発電システム導入のお手伝いをしています。 太陽光を利用して効率よく発電するためには、日の当たる角度や時間などを知る必要があります。そのためにわたしたちは3Dモデルを活用し、屋根の形や面積、方角を調べて、建物ごとの日照シミュレーションを行い、解析することで発電量を予測します。 また、公共施設への導入では、地理情報システム(GIS)を用いて、自然条件や法規制などを検討したうえで、太陽光発電にとって最適の立地を抽出することが可能です。 国際航業は、住宅用、公共用、さまざまな形の太陽光発電システムの導入をお手伝いすることで、環境にやさしいグリーン・コミュニティの創造に貢献しています。

太陽光発電適地の日照シミュレーション

太陽光発電とは

地理空間情報技術を使って、各建物の発電量を予測することができます。事前に発電量がわかれば、どこに太陽光発電所を建てれば発電効率が高まるかがわかります。グリーン・コミュニティでは、メガソーラーと呼ばれる巨大なものから、住宅の屋根に設置できる小さなものまで、さまざまな種類の太陽光発電施設を効率よく配置することで、クリーンなエネルギー社会を実現します。

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風力発電施設って、どこに設置すればいいのかしら。騒音や低周波音の問題もあるって聞いたけど。
風力発電を導入するためには、風がいつ、どの方向に、どのくらいの強さで吹くかを知っていなくてはなりません。また、鳥への影響や、騒音・低周波音の影響も心配です。住民の生活や生態系に影響がないことを確かめるなど、さまざまな視点で最適な設置場所を判断しなければなりません。

国際航業の技術・サービス

風力発電の導入支援

グリーン・エネルギーの中でも風力発電は、効率的に大きな電力が得られる発電方式です。しかし、文字通り風まかせの発電方式であるため、建設前に現地の風の状況を把握し、どれだけの発電量が期待できるかをシミュレーションしておくことが大切です。また、風力発電は周辺の環境に影響を与える場合もあるため、施設の規模によっては事前の環境影響評価が必要です。国際航業は、グループ会社を通じて風力発電導入のコンサルティングを全国各地で実施しており、数多くのノウハウと実績を保持しています。

風力発電の導入支援

風力発電の適地を検討してご提案します

風力発電とは

自然の地形には、風の通り道があります。私たちの空間情報を利用すれば、その見えない風の道を見つけることができます。そこに風力発電施設を建てれば、発電効率のアップが期待できます。巨大な風車から小型風車まで、陸上、海上、どこでも、最適な風力発電施設を設置することができます。

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小水力発電って、小さな川や水路の流れなどを利用して電気を作ることでしょう? どこに作ればいいか、どうやって分かるの?
わたしたちのまち「グリーン・コミュニティ」では、地理情報システム(GIS)を上手に活用して、効率よく発電できる候補地を探しています。実際に導入する前には、流速・流量、周辺環境への確認等、現地での詳しい調査が必要になります。

国際航業の技術・サービス

小水力発電の導入支援

国際航業では、地理情報システム(GIS)を用いて、地形条件、自然条件、法規制など、導入に関するさまざまな要素を整理して、最適な候補地をご提案することができます。 また、事業化検討の調査では、発電量、概算事業費等の算出や、許認可関連の情報や申請の手続きについて整理致します。小水力発電では法制度や許認可の申請が複雑ですが、国際航業の専門技術者が事業化までのステップをお手伝い致します。

小水力発電の適地を検討してご提案します

小水力発電とは

小さな水の流れを利用してこまめに発電する技術です。一級河川のような大きな川だけでなく、これまで利用されていなかった小規模の河川や農業用水路を利用して電力を作る事ができます。

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森を元気にするには間伐が必要だよね。そのとき出る間伐材って使われずに森にそのまま残されてる事が多いんだって。
わたしたちのまち「グリーン・コミュニティ」では、すでに間伐材を使って発電する「バイオマス発電」が実用化されています。未利用の木材で電気が作れるこの技術は、CO2を増やさないことで期待されているグリーン・エネルギーの一つです。

国際航業の技術・サービス

木質バイオマス発電の導入支援

国際航業では、自治体や企業を対象に、バイオマス発電の導入支援サービスを行っています。人工衛星や航空機等を使って森林資源の量と分布を測り、利用可能な量を把握することや、木質バイオマス発電を取り入れたまちづくりのビジョン作成、事業の実現可能性の評価をお手伝いできます。発電した電気や熱の供給先の検討など、木質バイオマスで発電したグリーンなエネルギーを上手に使ったまちづくりを提案します。

バイオマス発電とは

木くずや食品の食べ残し、家畜の糞などを燃料として電気と熱を作る自然循環型の発電方式です。

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電気自動車の価格ってまだ高いけど、カーシェアリングすれば私たちでも乗れるんじゃないかしら。
わたしたちのまち「グリーン・コミュニティ」では、電気自動車のカーシェアリングが導入されています。カーシェアリングとは、自家用車を保有せずに、登録会員同士で車を共同利用することです。電気自動車のシェアリングは、環境にやさしいまちづくりを実現するための新しい社会インフラとして期待されています。

国際航業の技術・サービス

電気自動車の導入支援

国際航業では、次世代を見据えたインフラとして、EV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド自動車)など、 次世代エコカーの普及促進をお手伝いしています。 環境にやさしい車社会の創造に貢献しています。すでに開発中の「グリーン・コミュニティ田子西」(宮城県仙台市)では、家庭の屋根に設置されている太陽光発電と電気自動車を組み合わせ、各々の電気をスマートに活用する技術を導入しています。

次世代を見据えたインフラの整備を始めています

重点的な取り組み:災害に強いまちづくり

電気自動車とは

ガソリンを使わず電気だけで走行する電気自動車は、次世代の交通手段として期待されています。三次元地図データを用いたナビゲーションシステムの提案や、EVスタンドの最適な配置計画などで、電気自動車の普及をサポートしています。

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わたしたちのまちには「EMS」が導入されているらしいけど、そもそも「EMS」って何のこと?
「EMS」はエネルギー・マネジメントシステムの略称です。どれだけのエネルギーが、いつ、どこで、何に使われているかを「見える化」することや、機器をコントロールして、自動的にエネルギーの使用量を最適化する「制御」を行うシステムのことです。エネルギーの無駄をなくし、環境にやさしいまちを作る技術の一つです。

国際航業の技術・サービス

まちのエネルギーを見える化

国際航業では、EMS(エネルギー・マネジメントシステム)を採用した低炭素型社会づくりや地域開発のコンサルティングを行っています。たとえばエコモデルタウンの仙台市「グリーンコミュニティ田子西」では、EMSを活用してエネルギーの「見える化」に取り組んでいます。このまちでは、各家庭のエネルギーの見える化だけでなく、地区全体の発電量や消費電力量などの見える化も実現します。太陽光を中心とした再生可能エネルギーの利用、電気自動車の利用などと合わせて、エネルギーをスマートに使う、災害に強く、環境にやさしいまちづくりを進めています。

重点的な取り組み:災害に強いまちづくり

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森の木は二酸化炭素を吸収するというけど、どんな木でも吸収してくれるのかな?
同じように見える森でも、繁っている樹木の種類や大きさなどによって、二酸化炭素の吸収量は異なります。地上、飛行機、人工衛星からの画像など、さまざまな測定機器からの情報を解析することで、森の木の種類や樹高、密度などを推定し、森林による二酸化炭素の吸収量を正しく算定することができます。

国際航業の技術・サービス

開発途上国の森林減少・劣化を防ぐ「REDD+」推進への貢献

「REDD(Reducing Emissions from Deforestation and forest Degradation)」とは、開発途上国における森林の破壊や劣化を回避することで温室効果ガス(二酸化炭素)の排出を削減しようとするプロジェクトのことです。この概念から発展した「REDD+(レッド・プラス)」は、森林炭素ストック(Carbon stock)の保全・強化、持続可能な森林経営などに加えて二酸化炭素の排出削減と吸収増加を積極的に実現するという考え方です。国際航業では、長年培ってきた海外事業のノウハウと、リモートセンシングによる画像解析技術を活用することで、統計情報等が十分整備されていない開発途上国の森林炭素蓄積量をモニタリングすることに貢献しています。

森林REDD+に関わる調査・コンサルティング

2013年1月17日に「転換期を迎える環境ビジネス 概説REDD+」をアスキーメディアワークスより発行しました。

森林REDD+に関わる調査・コンサルティング

森林を測る

地球温暖化を防止するためには、森林がどれくらい二酸化炭素を吸収しているかを知ることが大切です。しかし、森林が吸収する二酸化炭素量は、樹木の種類や森林の年齢、地域などで異なるため、透明性の高い科学的な手法で計測することが求められます。また、適切な森林管理がなされているか、独立した第三者機関による審査・認証が必要です。衛星データや航空写真によって得られる私たちの空間情報は、このような森林による二酸化炭素吸収量の計測・審査・認証にも活用されています。

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最近、集中豪雨が増えているけど、うら山は崩れてこないかしら?
異常気象が続く近年、台風や集中豪雨、ゲリラ豪雨に伴う土砂災害が増えています。土砂災害が起こりそうな斜面の変化を監視していれば、災害の予兆を捉えて被害を防ぐことに役立ちます。

国際航業の技術・サービス

斜面の変位をミリ単位で観測できる「shamen-net」

「shamen-net」は、GPS自動計測システムを用いて、地盤や構造物の変化や移動をリアルタイムに、3次元・ミリ単位で計測できるシステムです。土砂災害が起こりそうな斜面の変位観測だけでなく、住宅地周辺におけるトンネル工事、高速道路の盛土、ダムの堤体、鉄道、空港、港湾の施設管理など、さまざまな場面で活用することができます。 専任の技術者が計測データを24時間365日監視し、斜面のわずかな変化も見逃しません。計測したデータなど、防災に役立つ情報をインターネット経由で配信することができます。

「shamen-net」で土砂災害が起きそうな斜面を24時間365日監視します。

斜面の変位観測 「Shamen-net」

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わっ、すごい雨。大雨のとき、このあたりは浸水するのかしら?
洪水や津波が起きたときに、今いる場所がどのくらいの高さまで浸水するかがひと目で分かるアプリケーションがあります。
地形や建物など、三次元の形を正確に測って再現する「空間情報」の技術と、「AR(仮想現実)」の技術を使って、浸水の状況などを細かくシミュレーションすることができます。スマートフォンやタブレット端末を活用することで、土地勘のない観光客等に対しても、適切な情報提供をすることができます。

国際航業の技術・サービス

今居る場所の浸水の情況がひと目で分かる「ARアプリ」

国際航業は、今居る場所の浸水状況がひと目で分かるARアプリを開発しています。空間情報にハザードマップで予測されている浸水域を重ね合わせ、スマートフォンやタブレット端末で、自分の居る場所の浸水予測をリアルな画像で確認することができます。 ※情報はあくまでもハザードマップに基づくもので、実際の浸水の状況を必ずしも正確に予測できるものではありません。 この他にも国際航業ではAR技術を利用して、屋内外空間でのナビゲーションなど旅行者への適切な情報提供や、3DCG(3次元コンピューターグラフィックス)の現地表示、地下埋設物の管理、架空施設の管理、境界・指定区域の表示など、新しい空間情報ソリューションを開発しています。

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あそこのお宅のおじいちゃん、ひとり暮らしだけど、万一のときは大丈夫かしら?
わたしたちのまち「グリーン・コミュニティ」は安心・安全にも配慮されています。
自然災害など万一の時に備えて、乳幼児や高齢者などの災害時に援護が必要になる人がどこに住んでいるのかを日ごろから把握しています。避難計画や、災害時の情報を伝達する仕組みなど普段の備えが万が一に役立ちます。

国際航業の技術・サービス

災害弱者を守るためのさまざまな取り組み

国際航業は、空間情報を活用して、自然災害から住民を守るための自治体のさまざまな取り組みを、幅広くサポートしています。たとえば、災害時要援護者の把握、洪水、土砂災害及び津波の危険性を予測するシミュレーション技術の保有とハザードマップの作成、また、自然災害が発生したときにどこに避難すればよいかを示す避難計画の立案から訓練まで。空間情報の取得、解析、利活用を通じて、自治体の防災・減災の取り組みに貢献しています。

豪雨による土砂災害を対象としたリアルタイムハザードシステム

雨量の時系列変化

土砂災害危険度の時系列変化

気候変動対策

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今度、うちの近くにコンビニがオープンするらしいよ。コンビニって、どんなデータに基づいて出店する場所を決めているんだろう?
どこにコンビニを出すと繁盛するのか? どんなお客様がどのくらい見込めるのか?? 地理情報システム(GIS)を活用すると、それらがひと目で分かります。GISはコンビニエンスストアをはじめ、さまざまな小売業・サービス業の出店計画や販促計画、マーチャンダイジングなど、幅広くマーケティングをサポートしています。

国際航業の技術・サービス

マーケティングGIS「EarthFinder」

統計情報など、さまざまな情報を地図に重ねて表示できるマーケティングシステム、それが国際航業の「EarthFinder」です。国勢調査や経済センサス、住民基本台帳のデータはもちろん、年収別世帯数、自動車保有台数、ライフスタイル別世帯数の推計など、さまざまなデータを地図上に表示し、その地域の特性をわかりやすく表現、分析することが可能です。また、事業者が独自に保有しているデータも簡単に地図上へ表示できます。地域分析や顧客管理などに必要となる多彩な集計機能・ビジュアル表現・レポーティング機能を揃え、お店の新規出店、販売促進のための企画立案、レポート作成などをサポートします。

マーケティングGIS「EarthFinder」

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あ、救急車だ!
最近、救急車で運ばれる時に、受け入れてくれる医療機関が見つからなくて、大変だという話を聞くけど、私たちのまちは大丈夫かしら?
わたしたちのまち「グリーン・コミュニティ」では、救急隊員が「救急医療・広域災害情報システム」を活用して、搬送先や病床の空き情報を検索します。素早く最適な医療機関を見つけて患者を運ぶことができます。

国際航業の技術・サービス

救急医療・広域災害情報システム

医療機関や救急隊員がリアルタイムで情報共有できる「救急医療・広域災害情報システム」を国際航業は提供しています。救急隊員はタブレット端末を使い、現在地や直近の搬送実績も考慮して、受け入れ可能な医療機関を検索することができます。「救急医療・広域災害情報システム」は迅速で適切な搬送先選定をサポートしています。

医療施設情報システム

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そこの道の工事をインターネットで検索したら、下水道と道路の工事をいっぺんにやっているんだって。自治体のHPに載っていたよ。2つの工事を一度にやれば、何度も同じ場所を掘り返さずに済むんだね!
みんなにとって住みやすいまちをつくるには、地域の情報をまとめて管理することが必要です。自治体が持つさまざまな情報を地理情報システム(GIS)で管理すると、たとえば設備の位置や補修点検の時期などが把握しやすくなるため、効率よい工事計画が立てられます。また、わたしたちのまち「グリーン・コミュニティ」では、自治体が持っている情報の一部が住人に公開され、暮らしに役立っています。

国際航業の技術・サービス

行政業務総合支援システム「Genavis(ジェナビス)」

自治体が仕事を効率よく・効果的に行うためには、さまざまな情報の管理が必要になります。国際航業の「Genavis(ジェナビス)シリーズ」は、自治体によるまちづくりを総合的に支援する地図情報システム(GIS)です。 そのベースとなるのは、さまざまなインフラおよび規制(道路、都市計画、固定資産、上下水道など)の管理に必要となる専門性の高い情報を集めたデータベースです。 部署ごとに集められたデータを共有することで、日常業務の重複がなくなり、効率アップとコスト削減が図れるだけでなく、災害時のライフライン復旧など、部署をまたいだ対応が求められる場合にも役立ちます。 またGISで管理された情報の公開をお手伝いすることで、質の高い市民サービスの実現に向けてサポートをしています。

行政業務総合支援システム Genavisシリーズ

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テレビのニュースで、道路や構造物の老朽化が問題になっていると聞くけど、巨大地震のときは大丈夫かしら……
わたしたちのまち「グリーン・コミュニティ」では、さまざまな計測機器を積んだ車が、道路に亀裂やわだちなどがないかを調べています。目に見えにくい路面の破損箇所などを見つけて、快適な車両の走行、橋梁、トンネルなどの安全性を確保するために活躍しています。

国際航業の技術・サービス

移動体計測車両「ロードマン」

道路の管理に必要な情報を効率的かつ効果的に取得する移動体計測車両「ロードマン」を国際航業は所有しています。搭載したセンサによって取得した路面や沿道の画像やレーザデータから、ひびわれ、わだち掘れなど必要に応じた道路の情報を取得することが可能です。道路の舗装管理、優先的に整備すべき箇所の抽出等にも役立ちます。

ロードマン

取得した画像

走行車両による空間データの取得「MMS:Mobile Measurement System」

全方位カメラ、ステレオカメラ、レーザスキャナなど、最新の機器を車に搭載した「MMS」も所有しています。走行しながら街並みをまるごとスキャンして、詳細な3次元データを取得することができます。道路、橋梁、トンネルなどの維持管理をはじめとして、電線のゆがみ計測や看板、壁面等の状況把握、夜間の標識反射状況、照明灯の機能確認などに活用できるデータを取得することが可能です。

最新の機器を搭載した車両

地上で測る

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船は道路もないのに、ぶつからずに上手に港に入っていくね。何を頼りに操縦しているんだろう?
船長さんは海図を見ながら、航路に沿って操船しています。航路を外れると浅瀬に乗り上げて、座礁してしまうこともあります。海図は、海の道を表した地図。船の安全な航行に欠かせない大切な情報です。

国際航業の技術・サービス

見えない海や湖底の様子を計測する「水中計測技術」

海上からは海の底は見えません。また、海底の状況は砂の移動などによって刻々と変化しています。航路も海流の影響で、だんだん浅くなっていくこともあります。船の安全を守るためには、海底を定期的に調べて、航路を管理する必要があります。 国際航業は、「ナローマルチビーム測深システム」をはじめとする音響ビームを用いた水中計測技術を使って、海底の正確な地形情報を取得することができます。 精度の高い計測方法によって得られた詳細な地形データは、航路内の浅瀬の確認や侵食される海岸の土砂移動モニタリング、ダムの湖底に溜まった土砂量の算定など、さまざまな用途に使われています。

水域で測る