片山 美可

仲間の協力のもと、子育て中でも、新しい仕事にチャレンジしています。

Profile

片山 美可

技術職(環境保全分野)
地球環境科学研究科出身(1998年入社)

※所属分野は取材当時のものです

現在の仕事について教えてください

海域を中心とした環境調査の仕事を行っています。海域での工事に係る環境影響評価、保全対策の検討、モニタリング調査などの業務で、国土交通省や県が主なお客様です。
今は育児と仕事を両立させるため、時短勤務制度を利用しながら、社内での内業を中心に行っています。環境調査を行うにあたっての、調査計画の立案、事前準備(各種手続き関係)、協力会社への依頼、現地調査結果のとりまとめ、環境影響評価に係る影響予測などの解析検討などを担当しています。限られた勤務時間の中で、いかに仕事をし、成果を出すかを常に考えながら働く日々です。

国際航業に入社を決めた理由は何ですか?

学生時代に海洋の環境化学を専攻していたことから、就職先としてはその専門性を生かせる環境コンサルタントの仕事をと考えていました。
国際航業は、環境の他に、測量やGIS・防災など、私たちの生活に関わる幅広い分野の仕事をしていることにとても魅力を感じました。また、様々な専門分野の技術者が集まる組織の一員として、自分にもできることがあるのではと思い、入社を決めました。また対応してくださった社員の方々が優しく、ここなら長く働けそうと思えたことも大きかったかなと思います。

仕事で一番大変だったことを教えてください

入社すぐの頃は与えられた仕事をこなすことに精いっぱいですが、2~3年後には任せられた仕事を自分なりにスケジュールを立て、作業方法を考えながら仕事ができるようになります。その頃の失敗談ですが、任せられた仕事を自分にしかわからないような管理方法で行っていたところ、数年後にお客様から問合せがあり、当時の記憶を思い出すことにとても時間がかかって辛い思いをした経験があります。
会社での仕事はチームとして行うものです。自分に任せられた作業といえ、チームで共有できていることが大前提にあります。どんなに忙しくても、自分が行う仕事には責任をもつことを強く学び、この失敗を通じて成長できたと思っています。

現在の仕事の面白さや難しさ・心がけている事は何ですか?

出産後の限られた時間のなかでは、試行錯誤の時間が必要となる新しい仕事にチャレンジするのはとても難しいことですが、先輩・後輩の皆さんに温かくフォローして頂き、それができる体制を整えて頂いています。
子供の急な発熱などで仕事を頼む際に迷惑をかけないよう、「情報は共有すること」「仕事の進捗はわかりやすく整理しておくこと」を心がけています。
協力してもらえることに感謝しながら、様々な経験をして、日々やりがいを感じながら働くことができています。

どんな人と一緒に働きたいですか?

自分自身、新入社員の時に感じた仕事を任せてもらえる喜びや嬉しさを忘れずに、どんな仕事も楽しさを見つけながら行うよう心がけています。
どんな仕事でもやりがいや楽しさを自分なりに見つけられる人と、ともに仕事をしたいと思います。そのためには、自分のやりたいことを見極め、自分で決めた職場、仕事に就いてほしいと思います。一緒に仕事をしてやり遂げた時の達成感を、ともに味わうことができれば嬉しいです。