国際航業の技術・サービス
開発途上国の森林減少・劣化を防ぐ「REDD+」推進への貢献
「REDD(Reducing Emissions from Deforestation and forest Degradation)」とは、開発途上国における森林の破壊や劣化を回避することで温室効果ガス(二酸化炭素)の排出を削減しようとするプロジェクトのことです。この概念から発展した「REDD+(レッド・プラス)」は、森林炭素ストック(Carbon stock)の保全・強化、持続可能な森林経営などに加えて二酸化炭素の排出削減と吸収増加を積極的に実現するという考え方です。国際航業では、長年培ってきた海外事業のノウハウと、リモートセンシングによる画像解析技術を活用することで、統計情報等が十分整備されていない開発途上国の森林炭素蓄積量をモニタリングすることに貢献しています。
森林REDD+に関わる調査・コンサルティング
2013年1月17日に「転換期を迎える環境ビジネス 概説REDD+」をアスキーメディアワークスより発行しました。
森林REDD+に関わる調査・コンサルティング
森林を測る
地球温暖化を防止するためには、森林がどれくらい二酸化炭素を吸収しているかを知ることが大切です。しかし、森林が吸収する二酸化炭素量は、樹木の種類や森林の年齢、地域などで異なるため、透明性の高い科学的な手法で計測することが求められます。また、適切な森林管理がなされているか、独立した第三者機関による審査・認証が必要です。衛星データや航空写真によって得られる私たちの空間情報は、このような森林による二酸化炭素吸収量の計測・審査・認証にも活用されています。