トップページニュースリリース:GPS自己相対単独測位システムの開発が「土木情報学システム開発賞」を受賞

ニュースリリース

国際航業および山口大学、神戸大学、電源開発株式会社が共同で研究開発を進めてきた「GPS自己相対単独測位システム」の開発の業績に関して、国際航業の増成友宏技術顧問を含む5名の開発者が、土木学会土木情報学委員会において「土木情報学システム開発賞」を受賞し、9月27日、土木情報学シンポジウム会場にて表彰式が執り行われました。

この研究は、一般に2台の受信機を用いて行うGPS高精度干渉法の精度(数㎜)に準じた精度で、1台の受信機で実施するGPSナビゲーションのような手軽さで、構造物や地盤の動的変位を3次元的に計測できる受信システムとソフトウェアを開発したものです。
振動台で与えた小さな変位を本システムで計測してその妥当性を確認し、海上に浮かぶ桟橋に設置して台風時の挙動を計測し、実用性を検証しています。

今後は、ダムや橋梁などのような大型構造物、高層建築やタワーなどを対象として、常時および非常時(台風、豪雨、地震時など)の挙動監視への適用と、さらには構造物の維持・管理や防災・減災への活用が期待されています。

国際航業では、社会実装に向けたシステムの精度向上のため、継続して開発・検討を進めてまいります。

【2018年度 土木情報学システム開発賞】
「GPS自己相対単独測位システム」
〈受賞者〉
 柏柳正之(電源開発株式会社)
 佐々和樹(電源開発株式会社)
 井澗健二(国立大学法人神戸大学)
 増成友宏(国際航業株式会社)
 清水則一(国立大学法人山口大学)


写真右から:国際航業増成技術顧問、山口大学清水教授、電源開発柏柳博士、神戸大学井澗氏、電源開発佐々氏