トップページ事業紹介支える技術都市を診る構造物の維持管理(吹付法面)

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熱赤外線画像計測構造物の維持管理(吹付法面)

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法面吹付工は特に昭和40年代~50年代前半にかけて多用された法面保護工の一種です。比較的安価に、そして簡易に施工できることから、汎用性の高い法面対策工として採用される機会が多かったのですが、近年、老朽化が進行した吹付法面が増えてきており、このまま放置すれば地山の大規模な崩壊に至る危険性を有するものもあるため、これらの維持管理が深刻な社会的問題となりつつあります。この問題に対して私たちは次のような対応で取り組んでいます。

地形測量

3Dレーザミラースキャナーを用いて地形図の作成を行います。これを用いれば、危険な急崖に立ち入ることなく平面図・立面図・鳥瞰図・断面図等の作成が自由に、かつ短時間に行えるため、今後は法面調査のみならず、様々な測量調査の場面で活用が期待できます。

空洞調査

吹付工と地山との間に生じた空洞は吹付材のひびわれや剥落、陥没等の発生を促進させ、場合によっては吹付材を広範囲に落下させる可能性もあるため、分布位置・範囲を十分に把握する必要があります。私たちは熱赤外線調査や地中レーダを用いて空洞の把握に努めます。

■熱赤外線調査

■地中レーダ探査

評価・対策

予算的な制限から現状で万全の対策を期すことができない場合には、優先度(緊急度)に応じた対応を行う必要があります。維持管理調査では対象の中から優先度の高い構造物の抽出、あるいは同一構造物において優先度の高い区間の抽出を行うことが常に求められているのです。

私たちはこれらの手法を用いて、客観的で、説明性の高い調査情報を提供し、対策優先度の決定に努めます。